MessageQueueDirector説明書
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第2部 拡張機能編> 第11章 イベントチャネル連携サービス> 11.2 機能

11.2.9 稼動中における通信環境の追加機能

稼動中における通信環境の追加機能とは、イベントチャネル連携サービスが稼動中に通信環境の追加に伴う運用を簡易的に行うための機能です。通信環境の変更や削除については行うことはできません。

通信環境の追加とは、以下の運用を指します。

稼動中における通信環境の追加機能を図11.26に示します。

[図11.26 稼動中における通信環境の追加機能]

[図の説明]

 1) 通信環境を追加するサーバにおいて、追加するサーバ、および追加するキューの情報をサービス定義へ設定します。
 2) mqdnsgwdefコマンドを実行し、追加したサービス定義をイベントチャネル連携サービスへ登録します。
 3) 受信側のサーバでイベントチャネル連携サービスに対し、追加する受信キューの反映指示を行います。反映指示は、イベントチャネル連携サービスが稼動中にmqdnsgwcommコマンドで行います。
 4) 送信側のサーバでイベントチャネル連携サービスに対し、新たに非同期通信を行う新規サーバ、および追加する送信キューの反映指示を行います。反映指示は、イベントチャネル連携サービスが稼動中にmqdnsgwcommコマンドで行います。
 5) 受信側のイベントチャネル連携サービスでは、サービス定義の反映指示が実行されたタイミングで当該定義情報から受信キューの追加を行い、新たな構成でメッセージを受信します。
 6) 送信側のイベントチャネル連携サービスでは、サービス定義の反映指示が実行されたタイミングで当該定義情報から新規サーバ、および送信キューの追加を行い、新たな構成でメッセージを送信します。


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