MessageQueueDirector説明書 |
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第1部 基本機能編 | > 第8章 プログラムインタフェース | > 8.3 C言語インタフェース | > 8.3.2 パラメタの詳細説明 |
MQD_EventInfo構造体は、運用イベントの受信時に使用します。以下にMQD_EventInfoの形式を示します。また、内容および入出力関係を表8.24および表8.25に、運用イベントID一覧および運用イベント情報の詳細を表8.26および表8.27に示します。
MQD_EventInfoの形式
typedef struct mqd_EventInfo_t{ MQDLONG eventID; time_t timestamp; MQDCHAR date_str[MQD_DATESTR_MAX]; MQDCHAR time_str[MQD_DATESTR_MAX]; MQDCHAR string1[MQD_EVTSTR_MAX]; MQDCHAR string2[MQD_EVTSTR_MAX]; MQDCHAR string3[MQD_EVTSTR_MAX]; MQDCHAR string4[MQD_EVTSTR_MAX]; MQDLONG value1; MQDLONG value2; MQDLONG value3; MQDLONG value4; MQDLONG extend_length; } MQD_EventInfo; |
メンバ名 |
和名 |
データ型 |
意味説明 |
---|---|---|---|
eventID |
運用イベントID |
long |
運用イベントIDです。詳細は表8.26に示します。 |
timestamp |
タイムスタンプ |
time_t |
運用イベントが発生した日時です。1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数です。 |
date_str |
日付 |
char |
運用イベントが発生した日付を文字列で設定します。2002年7月05日は"20020705"と設定されます。日付は運用イベントの発生したサーバのローカル時刻です。 |
time_str |
時刻 |
char |
運用イベントが発生した時刻を文字列で設定します。午後2時41分35秒の場合"14413500"と設定されます。時刻は運用イベントの発生したサーバのローカル時刻です。 |
string1 〜 |
運用イベント文字列データ |
char |
運用イベントデータが63文字までの文字列で設定されます。詳細は表8.27に示します。 |
value1 〜 |
運用イベント数値データ |
long |
運用イベントデータが数値項目で設定されます。詳細は表8.27に示します。 |
extend_length |
運用イベント拡張情報長 |
long |
運用イベント拡張情報の大きさが設定されます。拡張情報がない場合には“0”が設定されます。詳細は表8.26に示します。 |
項目名 |
インタフェース名 |
---|---|
mqd_getevent |
|
eventID |
出力 |
timestamp |
出力 |
date_str |
出力 |
time_str |
出力 |
string1 〜 string4 |
出力 |
value1 〜 value4 |
出力 |
extend_length |
出力 |
出力:出力情報
運用イベントID |
意味 |
運用イベント拡張情報長 |
---|---|---|
1 |
メッセージ格納域の使用率が、設定した警告値を超えました。 |
0 |
2 |
メッセージ格納域の使用率が、設定した安全値まで回復しました。 |
0 |
101 |
ACM連携サービスに関する通信異常が発生しました。 |
本事象が発生したIDCMの通信パス配下の送信メッセージキュー数 × 8 + 4 |
102 |
ACM連携サービスに関する通信異常が回復しました。 |
本事象が発生したIDCMの通信パス配下の送信メッセージキュー数 × 8 + 4 |
運用 |
項目 |
値 |
内容説明 |
---|---|---|---|
1 |
srting1 |
"DISK" または "MEMORY" |
メッセージ格納域の種別 |
string2 |
MQDシステム名 |
MQDシステム名 |
|
string3 |
未設定 |
未使用 |
|
string4 |
未設定 |
未使用 |
|
value1 |
503 |
MQDの出力するメッセージ番号 |
|
value2 |
1〜100 |
警告値(%) |
|
value3 |
1〜100 |
使用率(%) |
|
value4 |
未設定 |
未使用 |
|
extend_length |
0 |
- |
|
運用イベント拡張情報 |
- |
- |
|
2 |
srting1 |
"DISK" または "MEMORY" |
メッセージ格納域の種別 |
string2 |
MQDシステム名 |
MQDシステム名 |
|
string3 |
未設定 |
未使用 |
|
string4 |
未設定 |
未使用 |
|
value1 |
504 |
MQDの出力するメッセージ番号 |
|
value2 |
0〜99 |
安全値(%) |
|
value3 |
0〜99 |
使用率(%) |
|
value4 |
未設定 |
未使用 |
|
extend_length |
0 |
- |
|
運用イベント拡張情報 |
- |
- |
|
101 |
STRING1 |
"Client" |
送信側のシステムに関するイベント情報 |
STRING2 |
IDCMの通信パス名 |
IDCMの通信パス名 |
|
STRING3 |
未設定 |
未使用 |
|
STRING4 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE1 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE2 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE3 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE4 |
未設定 |
未使用 |
|
EXTEND-LENGTH |
本事象が発生したIDCMの通信パス配下の送信メッセージキュー数 × 8 + 4 |
当該通信パス配下のすべての送信メッセージキュー名を格納する領域の大きさ |
|
運用イベント拡張情報 |
先頭4バイトは送信メッセージキュー数(int) 5バイト目以降はメッセージキュー名(char[8]) × 送信メッセージキュー数の配列 |
当該通信パス配下の送信メッセージキュー数および送信メッセージキュー名 |
|
102 |
STRING1 |
"Client" |
送信側のシステムに関するイベント情報 |
STRING2 |
IDCMの通信パス名 |
IDCMの通信パス名 |
|
STRING3 |
未設定 |
未使用 |
|
STRING4 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE1 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE2 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE3 |
未設定 |
未使用 |
|
VALUE4 |
未設定 |
未使用 |
|
EXTEND-LENGTH |
本事象が発生したIDCMの通信パス配下の送信メッセージキュー数 × 8 + 4 |
当該通信パス配下のすべての送信メッセージキュー名を格納する領域の大きさ |
|
運用イベント拡張情報 |
先頭4バイトは送信メッセージキュー数(int) 5バイト目以降はメッセージキュー名(char[8]) × 送信メッセージキュー数の配列 |
当該通信パス配下の送信メッセージキュー数および送信メッセージキュー名 |
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