| MessageQueueDirector説明書 |
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| 第1部 基本機能編 | > 第8章 プログラムインタフェース | > 8.3 C言語インタフェース | > 8.3.2 パラメタの詳細説明 |
MQD_MessageHeader構造体は、メッセージの送信、受信および参照時に使用します。以下にMQD_MessageHeaderの形式を示します。また、内容および入出力関係を表8.20および表8.21に示します。
MQD_MessageHeaderの形式
typedef struct mqd_messageheader_t{
MQDBYTE msg_type;
MQDBYTE code_type;
MQDBYTE body_code;
MQDBYTE reserve1_1[1];
MQDCHAR unit_id[128];
MQDLONG msg_serialno;
MQDBYTE EOU_flag;
MQDBYTE reserve1_2[3];
MQDLONG reserve1_3[8];
MQDCHAR original_sysname[9];
MQDBYTE reserve2_1[3];
MQDCHAR version[8];
MQDLONG reserve2_2[8];
MQDCHAR original_qname[64];
MQDBYTE guarantee;
MQDBYTE reserve3_1[3];
MQDLONG reserve3_2[8];
MQDLONG original_timestamp;
MQDLONG trans_timestamp;
MQDLONG arrive_timestamp;
MQDLONG delay_time;
MQDLONG queuing_time;
MQDLONG reserve4_1[8];
MQDCHAR msg_name[64];
MQDLONG msg_id;
MQDLONG priority;
MQDLONG msgbody_length;
MQDCHAR return_qname[64];
MQDLONG timelimit;
MQDLONG access_right;
MQDLONG reserve5_1[8];
MQDLONG reserve6_1[8];
MQDLONG reserve6_2[8];
MQDLONG reserve6_3[8];
MQDCHAR reserve7_1[128];
} MQD_MessageHeader; |
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メンバ名 |
和名 |
データ型 |
意味説明 |
|---|---|---|---|
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msg_type |
メッセージタイプ |
char |
メッセージの種類です。以下があります。 |
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code_type |
コード系情報 |
char |
メッセージヘッダ部分のコード系です。以下があります。 |
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body_code |
メッセージ本体のコード系情報 |
char |
メッセージ本体部分のコード系です。以下があります。 |
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unit_id |
ユニット識別子 |
char |
ユニットの識別子です。 |
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msg_ |
ユニット内メッセージ通番 |
long |
複数のメッセージをユニットとして送信する場合のユニット内のメッセージ通番です。1から始まる連続番号です。1ユニット1メッセージの場合には1が設定されます。 |
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EOU_flag |
ユニット終了フラグ |
char |
ユニットの終了を示すフラグです。 |
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original_ |
送信MQDシステム名 |
char |
メッセージを送信したMQDの名前です。 |
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version |
バージョン |
char |
メッセージヘッダのバージョンです。 |
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original_ |
送信キュー名 |
char |
メッセージを送信したメッセージキューの名前です。 |
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guarantee |
メッセージ保証 |
char |
メッセージキュー属性にあるメッセージ保証レベルです。 |
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original_ |
送信タイムスタンプ |
long |
メッセージが送信された日時です。1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数です。 |
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trans_ |
転送タイムスタンプ |
long |
連携サービスが他システムにメッセージを送信した日時です。1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数です。 |
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arrive_ |
到着タイムスタンプ |
long |
メッセージが受信された日時です。1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数です。 |
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delay_time |
転送遅延時間 |
long |
連携サービスが他システムからメッセージを受信した日時と転送タイムスタンプとの差の時間(秒数)の累積です。 |
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queuing_ |
キューイング時間 |
long |
アプリケーションがメッセージを受信した日時と到着タイムスタンプとの差の時間(秒数)です。 |
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msg_name |
メッセージ名 |
char |
メッセージの名前です。メッセージ名は、63文字以内の英数字とアンダースコアで指定します。英字の大文字と小文字は区別されます。msg_nameを使わない場合はNULL文字を指定します。 |
(つづく)
(つづき)
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メンバ名 |
和名 |
データ型 |
意味説明 |
|---|---|---|---|
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msg_id |
メッセージ識別子 |
long |
メッセージ識別子です。任意の整数で指定します。msg_idを使わない場合は0を指定します。 |
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priority |
プライオリティ |
long |
本メッセージの優先度です。0を指定した場合は、メッセージキュー属性にあるプライオリティの省略値が適用されます。
1〜3の数値で指定します。
1〜7の数値で指定します。 |
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msgbody_ |
メッセージ本体長 |
long |
メッセージ本体の長さです。0〜 2088960(約2M)バイトの範囲で指定します。 |
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return_ |
返信キュー名 |
char |
返信用のメッセージキュー名です。メッセージ送信時に送信側システムのメッセージキュー名を指定します。return_qnameを使わない場合はNULL文字を指定します。メッセージ受信時には、返信キュー名に対応する受信側システムのメッセージキュー名が設定されます。なお、1ユニット複数メッセージの場合は、ユニット内の先頭メッセージの返信キュー名だけが有効です。 |
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timelimit |
最大保存時間 |
long |
メッセージをメッセージキューに保存しておくことのできる最大時間です。0を指定した場合は、メッセージキュー属性にある値が適用されます。 |
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access_ |
アクセス権 |
long |
メッセージに対するアクセスの権利です。 |
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メンバ名 |
インタフェース(関数)名 |
||
|---|---|---|---|
|
mqd_putmsg |
mqd_getmsg |
mqd_peekmsg |
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msg_type |
― |
出力 |
出力 |
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code_type |
― |
出力 |
出力 |
|
body_code |
― |
出力 |
出力 |
|
unit_id |
― |
出力 |
出力 |
|
msg_serialno |
― |
出力 |
出力 |
|
EOU_flag |
― |
出力 |
出力 |
|
original_sysname |
― |
出力 |
出力 |
|
version |
― |
出力 |
出力 |
|
original_qname |
― |
出力 |
出力 |
|
guarantee |
― |
出力 |
出力 |
|
original_timestamp |
― |
出力 |
出力 |
|
trans_timestamp |
― |
出力 |
出力 |
|
arrive_timestamp |
― |
出力 |
出力 |
|
delay_time |
― |
出力 |
出力 |
|
queuing_time |
― |
出力 |
出力 |
|
msg_name |
入力 |
出力 |
出力 |
|
msg_id |
入力 |
出力 |
出力 |
|
priority |
入力 |
出力 |
出力 |
|
msgbody_length |
入力 |
出力 |
出力 |
|
return_qname |
入力 |
出力 |
出力 |
|
timelimit |
入力 |
出力 |
出力 |
|
access_right |
入力 |
出力 |
出力 |
入力:入力情報、出力:出力情報、―:無効
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