MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.3 C言語インタフェース> 8.3.1 各インタフェースの説明

8.3.1.20 mqd_disconnectqex (複数のメッセージキューから切断する)

機能説明

 当該アプリケーションを複数のメッセージキューからすべて切断します。

記述形式

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      #include "mqdapi.h"
      int mqd_disconnectqex(MQD_MessageQueueex *queuegroup, int *errqueindex,
                            MQD_Environment *env)
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パラメタ

queuegroup

 mqd_connectqex関数から返されたメッセージキューグループへのポインタをそのまま指定します。

errqueindex

 異常が発生したメッセージキューのインデックスが通知されます。複数異常が発生した場合は最初のメッセージキューのインデックスが通知されます。インデックスは、mqd_connectqex関数で指定したメッセージキュー名の配列のインデックスで、以下のように通知されます。

 0,1,2,…,n: 異常が発生したメッセージキューのインデックス
 -1    : メッセージキューに関係なく異常復帰した場合

env

 例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

復帰値

 本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。

正常時: 0
異常時: -1

注意事項

  1.  本関数を使用する場合は、事前にmqd_connectqex関数でメッセージキューに接続してください。
  2.  mqd_beginによって開始したトランザクションの途中で MQDからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  3.  ユニットの途中(ユニット内の最後のメッセージを受信する前)でメッセージキューからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  4.  本関数が異常復帰した場合でも、メッセージキューグループのすべてのメッセージキューから切断します。ただし、復帰情報は最初に異常が発生したメッセージキューの復帰情報が通知されます。
  5.  当該アプリケーションがSymfoware/RDBトランザクション連携機能を使用している場合の注意事項を以下に示します。


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