MessageQueueDirector説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.20 MQDDISCONNECTQEX (複数のメッセージキューから切断する)

機能説明

 当該アプリケーションを複数のメッセージキューからすべて切断します。

記述形式

----------------------------------------------------------------------------------------
      CALL  "MQDDISCONNECTQEX" USING  メッセージキューグループアドレス格納域名,
            エラーメッセージキュー番号格納域名, 復帰情報域名, 復帰値格納域名 
----------------------------------------------------------------------------------------

パラメタ

メッセージキューグループアドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTQEXプログラムから通知されたメッセージキューグループのアドレスをそのまま指定します。

エラーメッセージキュー番号格納域: PIC S9(9) COMP-5

 異常が発生したメッセージキューの番号が通知されます。複数異常が発生した場合は最初のメッセージキューの番号が通知されます。番号は、MQDCONNECTQEXプログラムで指定したメッセージキュー名一覧の出現番号で、以下のように通知されます。

 正数: 異常が発生したメッセージキューの出現番号(先頭は1)
 -1 : メッセージキューに関係なく異常復帰した場合

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

 本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項

  1.  本プログラムを使用する場合は、事前にMQDCONNECTQEXプログラムでメッセージキューに接続してください。
  2.  MQDBEGINプログラムによって開始したトランザクションの途中でメッセージキューからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  3.  ユニットの途中(ユニット内の最後のメッセージを受信する前)でメッセージキューからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  4.  本プログラムが異常復帰した場合でも、メッセージキューグループのすべてのメッセージキューから切断します。ただし、復帰情報は最初に異常が発生したメッセージキューの復帰情報が通知されます。
  5.  当該アプリケーションがSymfoware/RDBトランザクション連携機能を使用している場合の注意事項を以下に示します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005