MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.7 MQDGETQLIST (メッセージキュー名の一覧を通知する)

機能説明

 MQDの管理しているメッセージキューの名前の一覧を通知します。

記述形式

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      CALL  "MQDGETQLIST" USING  MQDシステム情報アドレス格納域名,
            メッセージキュー名一覧域名, 個数格納域名, 復帰情報域名, 復帰値格納域名
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パラメタ

MQDシステム情報アドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。

メッセージキュー名一覧域

 メッセージキュー名の一覧が通知されます。個数格納域で指定した分の領域を用意する必要があります。メッセージキュー名一覧の詳細については、“8.2.2 パラメタの詳細説明”を参照してください。

個数格納域: PIC 9(9) COMP-5

 作成済のメッセージキューの総数を指定します。本プログラムから復帰したときに、個数格納域で指定した数が、実際のメッセージキューの個数に置き換えられます。また、この数が実際のメッセージキューの個数より小さい場合には、指定した数のメッセージキュー名の一覧が通知され、エラー詳細コード“35”が返されます。

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  16 (SYNTAX),      18 (NOSYSTEM), 19 (NOCONNECT),
  32 (IO),          33 (NOMEMORY), 35 (ARRAYLACK),
  65 (NOQUEEXIST), 137 (QNUM)

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

 本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項

 メッセージキュー名の一覧を通知する場合には、MQDへ接続しておく必要があります。


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