MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.5 MQDCONNECTQ (メッセージキューに接続する)

機能説明

 当該アプリケーションをメッセージキューに接続します。

記述形式

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      CALL  "MQDCONNECTQ" USING  MQDシステム情報アドレス格納域名,
            メッセージキュー名格納域名, 復帰情報域名, メッセージキューアドレス格納域名
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パラメタ

MQDシステム情報アドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。

メッセージキュー名格納域: PIC X(64)

 メッセージキュー名を指定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  16 (SYNTAX),      18 (NOSYSTEM),    19 (NOCONNECT),  33 (NOMEMORY),
  36 (PROCESSOVER), 49 (OPENQUEOVER), 66 (NOQUE),     113 (QNAME)

メッセージキューアドレス格納域: POINTER

 メッセージキューのアドレスが通知されます。メッセージキューのアドレスは、後述の各プログラムの入力パラメタとして使用します。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項

 メッセージキューに接続するためには、MQDを起動し、メッセージキューを作成しておく必要があります。


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