MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.2 MQDDISCONNECT (MQDから切断する)

機能説明

 当該アプリケーションをMQDから切断します。このとき、アプリケーションがメッセージキューに接続している場合には、アプリケーションをメッセージキューから切断します。

記述形式

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      CALL "MQDDISCONNECT" USING  MQDシステム情報アドレス格納域名, 復帰情報域名,
                                 復帰値格納域名
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パラメタ

MQDシステム情報アドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  16 (SYNTAX), 18 (NOSYSTEM), 19 (NOCONNECT),
  23 (ONTRAN), 24 (NOTEOU),   33 (NOMEMORY)

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

 本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項

  1.  グローバルトランザクション処理中に、アプリケーションをMQDから切断することはできません。MQDからの切断は、ワークユニットの後出口プログラムで実行する必要があります。
  2.  MQDBEGINプログラムによって開始したトランザクションの途中で MQDからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  3.  トランザクションを使用せずにユニットの途中(ユニット内の最後のメッセージを送信または受信する前)で MQDからの切断を行った場合の注意事項を以下に示します。
  4.  当該アプリケーションがSymfoware/RDBトランザクション連携機能を使用している場合の注意事項を以下に示します。


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