MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第6章 アプリケーションの作成> 6.3 受信側アプリケーションの作成

6.3.5 複数メッセージキューからのメッセージ参照を使用する

 複数メッセージキューからのメッセージを参照するアプリケーションは、事前にMQDおよび目的の複数のメッセージキューに接続し、その直後で複数メッセージキューからのメッセージを参照するように作成します。

 複数メッセージキューへの接続は、プログラムインタフェースの“MQDCONNECTQEX”または“mqd_connectqex”を使用して行います。また、複数メッセージキューからのメッセージ参照は、プログラムインタフェースの“MQDPEEKMSGEX”または“mqd_peekmsgex”を使用して行います。

 複数メッセージキューからのメッセージ参照の使用例を図6.6に示します。

[図6.6 複数メッセージキューからのメッセージ参照の使用例]

[図の説明]

 1) アプリケーションをMQDに接続します。
 2) アプリケーションを目的の複数のメッセージキューに接続します。
 3) 複数メッセージキューからメッセージを参照します。
 4) アプリケーションを複数のメッセージキューから切断します。
 5) アプリケーションをMQDから切断します。


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