MessageQueueDirector説明書 |
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第1部 基本機能編 | > 第1章 概要 |
ここでは、MQDを利用するときのソフトウェアの構成を、以下の利用形態別に説明します。
サーバ内でMQDを利用する場合のソフトウェア構成を図1.8に示します。この環境では、MQDだけが必要です。トランザクション連携を利用する場合には、Interstageのコンポーネントトランザクションサービス(以降、TDと略します)、データベース連携サービス(以降、OTSと略します)およびCORBAサービス(以降、ODと略します)が必要となります。OTSは、グローバルトランザクションを利用する場合にだけ使用します。
トランザクション連携の詳細については、“アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)”を参照してください。
サーバ間でMQDを利用する場合のソフトウェア構成を図1.9に示します。この環境では、サーバ内で利用する場合のソフトウェアに加えて、IDCM(Integration Data Communication Manager)またはシステム標準提供のメールシステム“sendmail”が必要です。
サーバ間には、IDCMがサポートする通信プロトコル、メールシステム標準のSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)またはCORBAサービスがサポートするIIOPプロトコルを使用します。IDCMの通信プロトコルの詳細については、“IDCM使用手引書”を参照してください。
グローバルサーバとの間でMQDを利用する場合のソフトウェア構成を図1.10に示します。自サーバ側には、サーバ内で利用する場合のソフトウェアに加えて、IDCM(Integration Data Communication Manager)が必要です。また、グローバルサーバ側には、AIM(Advanced Information Manager)とIDCM(およびVTAM)、またはAADとINTERSTAGE/MQDが必要です。
サーバ間には、IDCMがサポートする通信プロトコルまたはCORBAサービスがサポートするIIOPプロトコルを使用します。
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