InfoDirectory使用手引書 |
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第5部 保守編 | > 第15章 資料採取 | > 15.1 資料採取を行う場合の対処 |
JNDIでトラブルが発生した場合、以下の手順で対処してください。
JNDIのアプリケーションを起動するときのJavaコマンドのパラメタを確認してください。
SSLを使用した認証を行っている場合は、指定したSSL環境ファイルの設定項目に必要な情報が正しく記述されているか確認してください。
JNDIのException情報からLDAPのエラーコードが確認可能な場合、LDAPエラーコードを参照してください。エラーの意味から原因が判明できない場合、またはLDAPエラーメッセージが出力されない場合は次の手順に進んでください。
JNDIの対処とJNDIに関するトラブルを参照し、発生したトラブルと同様のトラブル事例があるか確認してください。同じ事例があれば、その事例における対処方法にしたがってください。同じ事例が見つからなければ、次の手順に進んでください。
InfoDirectoryサーバ側で、DIB配下のすべてのファイルを取得してください。もし、ディスクサイズが大きくなり取得できない場合やユーザデータを提供できない場合は、DIB配下の"ds.D.00"を除くすべてのファイルを取得してください。
また、JNDIトレースやJNDI-SSLログ、SSLライブラリのログを採取している場合、そのファイルを取得してください。
コンソールからJNDIのアプリケーションを起動している場合、CTL+SHIFT+BREAKキーを同時に押すことでアプリケーションのフルスレッドダンプを取得することができます。この情報をテキストに貼りつけて保存してください。
ctxを作成する際に指定しているすべてのプロパティの値
InfoDirectory SDKのバージョン
OSの種類、OSのバージョン、パッチ
F3FSMEEライブラリのバージョン(SSLを使用した認証を行っている場合)
・サーバ側
InfoDirectoryのバージョン
OSの種類、OSのバージョン、パッチまたはサービスパックのバージョン
F3FSMEEライブラリのバージョン(SSLを使用した認証を行っている場合)
コンソールなどに出力されたJNDIのアプリケーションのエラー内容(テキスト)
環境変数の設定については、“Interstage Application Server チューニングガイド 「InfoDirectoryの環境定義」”を参照してください。
JNDIのアプリケーションおよびInfoDirectoryサーバをデバッグモードで起動してさらに詳細な資料を採取してください。
InfoDirectoryサーバ側では、mtldapdプロセスのログ(レベル15)と、odsldap、odsldapv3プロセスのログ(レベル31)を取得してください。JNDIのアプリケーション側はJNDIトレースやJNDI-SSLログ、SSLライブラリのログを取得してください。プロセスのログの取得については、サーバ側のInfoDirectory使用手引書“管理ツール → 機能 → サーバ管理 → [ログファイル]タブ → [トレースログプロパティ]ダイアログ”を参照してください。
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