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第3部 SDK編 | > 第8章 DIT複製コマンド | > 8.1 コマンド仕様 |
DIT複製コマンドが動作するための情報を設定情報ファイルに設定します。
各行には、以下の形式で値を指定します。
タグ=値 |
各項目を設定する場合は、以下の項目に注意してください。
タグ |
省略時に使用される情報 |
MAX |
MIN |
-a 指定時 |
-m 指定時 |
説明 |
---|---|---|---|---|---|---|
supplier |
省略不可 |
64 |
1 |
◎ |
◎ |
複製元サーバ名を指定します。省略することはできません。 |
consumer |
省略不可 |
64 |
1 |
◎ |
◎ |
複製先サーバ名を指定します。省略することはできません。 |
sup-port |
389 |
9桁 |
0 |
○ |
○ |
複製元DSAのポート番号を指定します。 |
con-port |
389 |
9桁 |
0 |
○ |
○ |
複製先DSAのポート番号を指定します。 |
binddn |
アノニマス |
1024 |
0 |
○ |
○ |
複製先および複製元のDSAに使用するDN名を指定します。 |
password |
なし |
256 |
0 |
○ |
○ |
複製先および複製元のDSAに使用するパスワードを指定します。 |
password:encrypt |
設定不可 |
− |
− |
× |
○ |
passwordタグで指定されたパスワードを暗号化し保持します。この値を、直接変更しないでください。 |
searchbase |
省略不可 |
1024 |
1 |
◎ |
◎ |
複製元DSAで複製するツリーを指定します。複製先DSAには、このツリーの上位のエントリを作成しておく必要があります。省略することはできません。またコマンド実行後、変更しないでください。 |
con-tlsconfigpath |
-t,-T指定時には、sslconfig.cfg |
1024 |
0 |
○ |
○ |
複製先DSAの証明書認証および暗号化に使用するSSL環境設定に必要な項目を記述したファイル名を指定します。環境設定の詳細に関しては、SSL管理環境機能を参照してください。 |
con-tlscredid |
なし |
256 |
0 |
○ |
○ |
-T指定時に身元認証用の識別子を指定します。識別子には、dn名もしくはユーザIDのいずれかを、以下の形式で指定します。 dn:dn名 u:ユーザID |
replogdir |
カレントディレクトリ |
1024 |
0 |
○ |
○ |
作業ファイルが保持されるパスを指定します。またバックアップファイルもこの下のパスに作成されます。指定されたパスは、存在している必要があります。 |
lastchangenumber |
設定不可 |
− |
− |
◎ |
◎ |
複製元DSA情報の変更番号(changelognumber)が保持されます。直接変更しないでください。 |
lastupdatetime |
設定不可 |
− |
− |
◎ |
◎ |
前回複製した時間が保持されます。直接変更しないでください。 |
◎ : 必須、 ○ : 省略可能、 × : 設定不可【記述形式】
supplier=wonder
sup-port=389
binddn=cn=manager
password=manger
consumer=silk
con-port=389
binddn=cn=admin
password=admin
con-tlsconfigpath=sslconfig.cfg
con-tlscredid=u:1234
replogdir=./log
lastupdatetime=0
lastchangenumber=0
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