InfoDirectory使用手引書 |
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第3部 SDK編 | > 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API) | > 5.2 関数インタフェース | > 5.2.13 非同期処理の中止 |
この関数は、非同期型のLDAP操作を途中で中止します。この関数では、LDAPコントロールを指定することができます。【指定形式】
int ldap_abandon_ext(
LDAP *ld,
int msgid,
LDAPControl *serverctrls[],
LDAPControl *clientctrls[]
);【パラメタの説明】
- ld
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
- msgid
中止したい非同期処理のメッセージIDを指定します。
- serverctrl
サーバコントロールのアドレスを設定した、ポインタ配列のアドレスを指定します。サーバコントロールを使用しない場合は、このパラメタにNULLを指定します。ここで指定したサーバコントロールは、InfoDirectoryサーバへの変更要求に添付されます。
- clientctrls
クライアントコントロールのアドレスを設定した、ポインタ配列のアドレスを指定します。本ライブラリではクライアントコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
【復帰値】
この関数では、復帰値として以下の値を返します。
- 正常完了の場合 : 0
- 異常完了の場合 : -1
【注意事項】
- result情報の破棄
処理を中止したリクエストに対するresult情報は、ライブラリ内部で破棄されるため、呼出し元には通知されません。
- サーバコントロール
サーバコントロールの形式については、LDAPコントロールを参照してください。
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