Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第5章 アプリケーションの作成(C API)> 5.2 C API仕様

5.2.7 エントリの追加

関数名

関数の説明

ldap_add()

指定されたエントリを追加します。
(非同期型)

ldap_add_s()

指定されたエントリを追加します。
(同期型)

ldap_add_ext()

指定されたエントリを追加します。
(非同期型、LDAP V3拡張関数)

ldap_add_ext_s()

指定されたエントリを追加します。
(同期型、LDAP V3拡張関数)

 

ldap_add

 この関数は、非同期型でエントリの追加を行います。親となるエントリが存在しない場合には、指定されたエントリを追加することができません。

 非同期関数の処理結果を受け取る場合、ldap_result()を使用します。この時、ldap_add()の復帰値として返されたメッセージIDを指定します。詳細は、“処理結果の受取り/判定”を参照してください。

 ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。

【指定形式】

#include "idldap.h"
int  ldap_add(
        LDAP  *ld,
        char  *dn,
        LDAPMod  **attrs );

【パラメタの説明】

【復帰値】

 この関数は、復帰値として以下の値を返します。

 

ldap_add_s

 この関数は、同期型でエントリの追加を行います。親となるエントリが存在しない場合には、指定されたエントリを追加することができません。

 ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。

【指定形式】

#include "idldap.h"
int  ldap_add_s(
        LDAP  *ld,
        char  *dn,
        LDAPMod  **attrs );

【パラメタの説明】

【復帰値】

 この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“LDAPエラーコード”を参照してください。

 

ldap_add_ext

 この関数は、非同期型でエントリの追加を行います。親となるエントリが存在しない場合には、指定されたエントリを追加することができません。

 非同期関数の処理結果を受け取る場合、ldap_result()を使用します。この時、ldap_add_ext()の復帰値として返されたメッセージIDを指定します。詳細は、“処理結果の受取り/判定”を参照してください。

 ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。

【指定形式】

#include "idldap.h"
int  ldap_add_ext(
        LDAP  *ld,
        char  *dn,
        LDAPMod  **attrs,
        LDAPControl  **serverctrls,
        LDAPControl  **clientctrls,
        int  *msgidp );

【パラメタの説明】

【復帰値】

 この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“LDAPエラーコード”を参照してください。

 また、正常完了の場合には、msgidpパラメタが示す変数にメッセージIDが設定されています。

 

ldap_add_ext_s

 この関数は、同期型でエントリの追加を行います。親となるエントリが存在しない場合には、指定されたエントリを追加することができません。

 ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。

【指定形式】

#include "idldap.h"
int  ldap_add_ext_s(
        LDAP  *ld,
        char  *dn,
        LDAPMod  **attrs,
        LDAPControl  **serverctrls,
        LDAPControl  **clientctrls );

【パラメタの説明】

【復帰値】

 この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“LDAPエラーコード”を参照してください。


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