Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第5章 アプリケーションの作成(C API)> 5.2 C API仕様

5.2.14 構造体の構成

 ここでは、クライアントAPI関数を呼び出す際に使用する構造について説明します。

berval構造

 この構造体は、文字列やバイナリデータを指定する場合に使用します。

【形式】

struct berval {
        unsigned long bv_len;
        char         *bv_val;
};

【構造体メンバの説明】

LDAPMod構造

 この構造体は、エントリの追加/変更において、属性名と属性値の集合を指定する場合に使用します。

【形式】

typedef struct ldapmod {
        int  mod_op;
        char  *mod_type;
        union {
                char  **modv_strvals;
                struct  berval  **modv_bvals;
                } mod_vals;
#define mod_values  mod_vals.modv_strvals
#define mod_bvalues  mod_vals.modv_bvals
} LDAPMod;

【構造体メンバの説明】

LDAPControl構造

 この構造体は、サーバコントロール、またはクライアントコントロールを指定する場合に使用します。

【形式】

typedef struct ldapcontrol {
        char  *ldctl_oid;
        struct berval  ldctl_value;
        char  ldctl_iscritical;
} LDAPControl, *PLDAPControl;

【構造体メンバの説明】

LDAPVersion構造

 この構造体は、ldap_version()でライブラリのバージョン情報を読込んだ場合に通知されます。

【形式】

typedef struct _LDAPVersion {
        int  sdk_version;
        int  protocol_version;
        int  SSL_version;
        int  security_level;
        char  *sdk_vendor;
        int  reserved[3];
} LDAPVersion;

【構造体メンバの説明】

SSLENV構造

 この構造体は、SSLを使用する場合に、SSLの動作環境を指定するために使用します。

【形式】

typedef struct sslenv {
        int  ssl_version;
        int  ssl_verify;
        char  *crypt;
        char  *slot_path;
        char  *tkn_lbl;
        char  *tkn_pwd;
        unsigned char  *cert_path;
        char  *crl_path;
        unsigned char  *user_cert;
        int  ssl_err;
        int  ssl_err_detail;
        int  ssl_timer;
        unsigned char  ssl_err_funcinfo;
        char  *reserve[15];
} SSLENV;

【構造体メンバの説明】

timeval構造

 この構造体は、タイマー値を指定する場合に使用します。

【形式】

struct timeval {
        long  tv_sec;
        long  tv_usec;
};

【構造体メンバの説明】


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