Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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付録C Interstage JDBCドライバを使用する方法

C.1 SQL Serverに接続するために必要な環境設定

 SQL Serverを使用する場合、以下の手順で環境を設定します。

  1. Java環境を確認する
    Java環境の設定が行われているかを確認してください。Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
     
  2. 環境変数の設定
     以下の環境変数を設定してください。
     なお、ワークユニットを使用する場合、これらの環境変数をInterstage管理コンソールでワークユニット定義に設定してください。システム環境変数に設定しても有効となりますが、IJServerのクラスローダの分離が“分離しない”以外ではシステム環境変数CLASSPATHは有効となりません。

    設定項目

    設定値

    パス

    C:\Interstage\EJB\jdbc\bin

    クラスパス

    C:\Interstage\EJB\jdbc\lib\fjisjdbc2.jar

    Interstageのインストールディレクトリが、C:\Interstageの場合

    set PATH=C:\Interstage\EJB\jdbc\bin;%PATH%
    set CLASSPATH=C:\Interstage\EJB\jdbc\lib\fjisjdbc2.jar;%CLASSPATH%
  3. ODBCデータソースの登録
     ODBCデータソースの登録は、ODBCデータソースアドミニストレータで行います。
     “SQL Server Books Online”を参照し、Windows 2000(R)でのODBC データソースの登録を行ってください。

     

  4. JDBCネーミングサービスの起動
     以下のコマンドを実行し、ネーミングサービスを起動してください。
    java com.fujitsu.interstage.jdbc.FJJdbcNameService [<port_no>]
      ※[ ]内は省略可能
      <port_no>:ポート番号を指定します。デフォルトは10526です。
  5. JDBCデータソース登録ツールの起動
     以下のコマンドを実行し、JDBCデータソース登録ツールを起動します。
    java com.fujitsu.interstage.jdbc.FJJdbcTool [<port_no>]
      ※[ ]内は省略可能
      <port_no>:ポート番号を指定します。デフォルトは10526です。
  6. JDBCデータソース登録ツールでデータソースを登録
     JDBCデータソース登録ツールのヘルプを参照して、JDBCデータソースを登録してください。
     JDBCデータソース登録ツールのヘルプの格納場所と参照方法を以下に示します。
  7. リソースアクセス定義
     Interstage管理コンソールでリソースアクセス定義をします。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
     Interstageのクライアント機能をインストールしている場合には、J2EEリソースアクセス定義を使用します。詳細は、“J2EEリソースアクセス定義”を参照してください。

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