Interstage Portalworks 管理者ガイド
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付録C 参考情報

C.2 画面追い出し機能について

画面追い出し機能とは、WebUSPの運用情報である「除外URLリス」を利用し、Portalworksとは別の新しいWebブラウザにサービスを追い出す機能です。

ブリックにサービスを配置した場合に、「描画が崩れる」「アンカーリンクがたどれない」などのPortalworksのサポート以外のコンテンツを利用する場合に大変便利です。

この機能を用いて追い出されたサービスは、Portalworksの管理外となり、通常のWebブラウザ経由での利用となります。

「除外URLリスト」の設定方法については、“4.3.1 Web USP運用情報の設定”を参照してください。

画面追い出し時のPortalworks制御

追い出し方法

継承

動作概要

認証情報(*1)

セション(*2)

除外URLリスト利用時の追い出し

なし

なし

ホームURLが追い出し対象の場合、ブリック内を空白(真っ白)状態にして別ウィンドウで表示します。

リンクをたどっていったときに追い出しの対象があった場合は、ブリック内の表示を維持したまま、表示中のWebページを別ウィンドウで表示します。

ベーシック認証による代理ログオン後の画面追い出し機能

あり

なし

ホームURLが追い出し対象の場合、ブリック内を空白(真っ白)状態にして別ウィンドウで表示します。

リンクをたどっていったときに追い出しの対象があった場合は、ブリック内の表示を維持したまま、表示中のWebページを別ウィンドウで表示します。

フォーム認証による代理ログオン後の画面追い出し機能

別ウィンドウアイコン

あり

なし

ブリック内の表示を維持したまま、表示中のWebページを別ウィンドウで表示します。

コンテンツ自身の追い出し(*3)

あり

あり

Webページ内のScript記述に従って表示します。(“window.open()”, “target=_top”など)

*1:Portalworksの代理ログオンの認証を継承するかどうかです。

*2:Portalworksのセションを追い出し先ウィンドウに継承するかどうかです。

*3:コンテンツ自身からの新規ウィンドウへの遷移です。

代理ログオン機能と画面追い出し機能の組み合わせパターン

ブリック内表示

画面追い出し表示

代理ログオン

なし

  • 認証を必要としない
  • Portalworksがサポートするコンテンツ
  • 認証を必要としない
  • JavaScript書き換えの制限に該当
  • ※1を利用する

あり

  • 認証を必要とする
  • Portalworksがサポートするコンテンツ
  • 認証を必要とする
  • JavaScript書き換えの制限に該当
  • ※2を利用する

※1:除外URLリスト利用時の追い出し機能

※2:代理ログオン後の画面追い出し機能

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Netscape利用時のフォーム認証による代理ログオン後の追い出し機能は制限となります。


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