Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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まえがき

 

■本書の目的

本書は、Systemwalker Centric Manager V13.2.0のリモート操作機能の機能概要、カスタマイズ、使用方法について説明します。

なお、本書は、Solaris版/Linux版/Windows版を対象としています。その他UNIX版のマニュアルは、Systemwalker技術情報ホームページで、最新のマニュアルを参照してください。

 

■本書の読者

本書は、Systemwalker Centric Managerのリモート操作機能を利用される方を対象としています。

また、本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作、およびTCP/IPやSMTPなどの一般的な知識をご理解の上でお読みください。

 

■本書の構成

本書は、1章〜14章、および付録から構成されています。

第1章 Live Helpの概要

Live Helpの機能の概要を紹介します。また、セッションの始め方、メンバーの役割、セキュリティ機能、セッションの進め方についても説明します。

第2章 Live Helpの使い方

セッションの実際例を説明します。セッションの開始、画面送信、リモート操作、ファイル送信を実際の操作に従って説明します。

第3章 リモート操作

クライアントのコンピュータやアプリケーションの操作について説明します。キーボードやマウスの使い方についての手引きも含まれています。

第4章 指示モード

クライアントのコンピュータやアプリケーションの操作を指示する方法について説明します。

第5章 画面転送

クライアントの画面をどうやって見るか、あるいは、自分の画面をクライアントにどうやって見せるかを説明しています。さらに、効果的にサポート活動を行うための手引きも含まれています。

第6章 拡張ファイル転送

クライアントとの間で、1つまたは複数のファイル、またはフォルダ(ディレクトリ)単位でファイルを転送する方法を説明します。エキスパートは、クライアントのコンピュータのファイルシステムを操作したり、ファイルを受け取ったりすることもできます。

第7章 クリップボード転送

エキスパートのクリップボードの内容をクライアントに送ったり、クライアントのクリップボードの内容をエキスパートに送ったりする方法について説明します。クリップボード送信は、ほかのエキスパートに対して行うこともできます。

第8章 メッセージ転送

クライアントとのテキストによる会話方法について説明します。エキスパート間でも利用できます。

第9章 セッションの録画・再生

クライアントとのセッション内容を録画して、再生する方法について説明します。

第10章 Live Help Expertの設定の変更

[Live Help Expert]ソフトウェアのインストール時に設定した値の変更方法について説明します。ツールバーのカスタマイズ方法、名前、セキュリティのデフォルト値の変更、[Live Help Expert]ウィンドウの表示方法の変更、通信手段(TCP/IP、モデム)の追加、削除の方法について説明します。

第11章 Live Help Monitor

[Live Help Monitor]ソフトウェアと[Live Help Expert]ソフトウェアを対比しながら、[Live Help Monitor]ソフトウェア固有の機能について説明します。

第12章 Live Help Address Book

[Live Help Address Book]ソフトウェアの機能について説明します。

第13章 Client構成機能

Live Help Clientの設定を一括変更する方法について説明します。

第14章 Live Help CM

[Live Help CM]ソフトウェアの機能および、[Live Help CM]を使用したセッションの接続方法について説明します。

付録A 操作一覧

よく使われるLive Help機能の概要についてまとめています。

付録B 旧バージョン対応の拡張ファイル転送

旧バージョンのLive Helpとの組み合わせで動作する拡張ファイル転送の操作について説明します。

付録C セッションジャーナルの内容と設定

重要なセッション関連の活動を記録する機能の使い方を説明します。

付録D Windowsファイアウォールの設定

WindowsファイアウォールによるLive Helpへの影響とブロックの解除方法について説明します。

付録E ポート番号重複の回避

オペレーティングシステムとのポート番号の競合が発生した場合の対処方法について説明します。

付録F セキュリティ

Live Helpを利用したセッションを行う際に推奨されるセキュリティ設定、バックアップ及びリストアの方法について説明します。

付録G Live Helpセキュリティ設定コマンド

Live Helpセキュリティ設定コマンドで制限できる情報および動作と、その設定方法について説明します。

付録H PRIMERGY FTモデルを利用するには

PRIMEGY FTモデルでLive Helpを動作させる際の留意事項について説明します。

付録I ターミナルサービスとの同時動作

1つのネットワーク内で、ターミナルサービスとLive Helpを同時使用する場合の制限事項や留意事項について説明します。

付録J トラブルシューティングガイド

本製品に関して起こりうる代表的なトラブルの例と、その対処法について説明します。

 

■本書の位置づけ

Systemwalker Centric Managerのマニュアルの概要については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。

 

■本書の表記について

◆エディションによる固有記事について

本書は、Standard Edition、およびEnterprise Editionを中心に説明しています。Global Enterprise Editionの機能については“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition 説明書”を参照してください。Global Enterprise Editionは、Solaris版だけでサポートされています。

本書では、標準仕様である“Systemwalker Centric Manager Standard Edition”の記事と区別するため、エディションによる固有記事に対して以下の記号をタイトル、または本文に付けています。

EE:
“Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”の固有記事
GEE:
“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事
EE/GEE:
“Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”、および“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事

固有記事の範囲は、タイトル、または本文に付いた場合で以下のように異なります。

◇タイトルに付いている場合

章/節/項などのタイトルに付いている場合、タイトルの説明部分全体が、固有記事であることを示します。この場合、タイトルに対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。

◇本文に付いている場合

固有記事全体に対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。

◆Windows版とUNIX版の固有記事について

本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。

タイトル【Windows版】
タイトル、小見出しの説明部分全体が、Windows版固有の記事です。
タイトル【UNIX版】
タイトル、小見出しの説明部分全体が、UNIX版固有の記事です。

本文中でWindows版とUNIX版の記載が分かれる場合は、“Windows版の場合は〜”、“UNIX版の場合は〜”のように場合分けして説明しています。

◆マニュアル名称について

本マニュアルでは、次に示す略称を使用しています。

マニュアルの正式名称

略記

Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド(V13.2.0)

Live Help Connect管理者ガイド

Systemwalker Live Help Connect管理者ガイド (V5.2L10〜V13.1.0)

Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド(V13.2.0)

Live Help Clientガイド

 

■記号について

◆[ ]記号

Systemwalker Centric Managerで提供している画面名、メニュー名、および画面項目名をこの記号で囲んでいます。

◆コマンドで使用する記号

コマンドで使用している記号について以下に説明します。

◇記述例

[PARA={a |b |c |… }]

◇記号の意味

記号

意味

 [ ] 

この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。

 { } 

この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。

 __ 

省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。

 | 

この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。

 … 

この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。

 

■マニュアルの記号について

マニュアルでは以下の記号を使用しています。

特に注意が必要な事項を説明しています。

知っておくと便利な情報を説明しています。

 

■略語表記について

■輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。

 

■商標について

APC、PowerChuteは、AMERICAN POWER CONVERSION社の登録商標です。

ARCserveは、米国Computer Associates International,Inc.の登録商標です。

Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。

HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。

IBM、AIX、AIX 5Lは、IBM Corporationの商標です。

Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。

LaLaVoice は、株式会社東芝の商標です。

LANDeskは、米国およびその他の国におけるLANDesk Group, Ltdとその子会社の商標または登録商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

MC/ServiceGuardは、Hewlett-Packard Companyの製品であり、著作権で保護されています。

Microsoft、Windows、Windows Vista、Windows NT、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

NEC、SmartVoiceは、日本電気株式会社の商標または登録商標です。

Netscape、Netscape の N および操舵輪のロゴは、米国およびその他の国における Netscape Communications Corporation 社の登録商標です。

Oracleは、米国ORACLE Corporationの登録商標です。

Palm、Palm OS、HotSyncは、PalmSource Inc. の商標です。

Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標であり、同社のライセンスを受けて使用しています。

Sun、SunClusterは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または 登録商標です。

Symantec、Symantecロゴ、Norton AntiVirusは、SymantecCorporationの米国における登録商標です。

Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、サン・マイクロシステムズ社、Scriptics社他が作成したフリーソフトです。

TRENDMICRO、Trend Micro Control Manager、Trend Virus Control System、TVCS、InterScan、ウイルスバスター、INTERSCAN VIRUSWALL、eManagerは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。

Turbolinux及びターボリナックスは、ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です。

UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

UXP、Systemwalker、Interstage、Symfowareは、富士通株式会社の登録商標です。

VERITAS、VERITAS SOFTWARE、VERITASロゴ、VERITAS Cluster Serverおよびその他のVERITAS製品は、米国および各国のVERITAS Software Corporationの商標または登録商標です。

VirusScanおよびNetShieldは、米国Network Associates社および関連会社の商標または登録商標です。

VMware、VMwareロゴ、Virtual SMP及びVMotionはVMware,Incの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Xiino、Palmscape、イリンクスは、株式会社イリンクスの商標です。

その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

 

Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。

 

平成19年 7月

改版履歴

平成18年 4月 初 版
平成18年10月 第2版
平成19年 5月 第3版
平成19年 7月 第4版

 

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