ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0
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第4部 導入(応用編)> 第12章 Pull型通信で構成する

12.1 HTTP Pull運用

HTTP Pull運用を実施する場合は、以下の二つの作業が必要です。

それぞれの作業について、以降に説明します。

12.1.1 Pull通信定義

以下の方法にしたがって、定義してください。

12.1.1.1 格納場所 

本ファイルの格納場所は以下のとおりです。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\agentlist.cfg


/etc/opt/FJSVssqc/agentlist.cfg

上記ファイルを以下の定義方法に従って編集してください。

12.1.1.2 定義方法 

Pull通信の単位で、以下のエントリを追加してください。

ホスト名[/SQC],ポート番号

12.1.1.3 定義例 

以下にagentlist.cfgの定義例を示します。

[AgentList]

host.company.co.jp,23440

100.100.100.100,23440

host2.company.co.jp/SQC,80

#100.100.100.100,23440


12.1.2 Pull通信セットアップコマンドの実行

Administrator権限でシステムにログインし、以下の方法でPull通信環境をセットアップします。(セキュリティ上のリスクは大きくなります)

  1. 以下の二つのコマンドを実行します。

    C:\> <インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <可変ファイル格納ディレクトリ>\temp

    C:\> <インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <可変ファイル格納ディレクトリ>\spool\Delayxfer

  2. dcmの再起動および、thttpdサービスを使用する場合はthttpdを起動します。

    dcmおよびthttpdの起動方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」の「5.2 Agent」を参照してください。

スーパ・ユーザ権限でシステムにログインし、以下のPull通信セットアップコマンドを実行します。(セキュリティ上のリスクは大きくなります)

  1. 以下のコマンドを実行します。

    /opt/FJSVssqc/bin/pullsetup.sh

  2. dcmの再起動および、thttpdサービスを使用する場合はthttpdを起動します。

    dcmおよびのthttpd起動方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」の「5.2 Agent」を参照してください。


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