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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

12.3.4 RLPの初期化

以下の手順で実行してください。

各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。

複写元システム

複写先システム

正系ノード

副系ノード

正系ノード

副系ノード

1.サービスの状態確認

1.サービスの状態確認

2.DRレプリケーション業務の状態確認

2.DRレプリケーション業務の状態確認

3.RERUNログの取得停止

4.サービスの通常停止

5.RLPの初期化(+全複写)

6.複写先システム(副系ノード)の再創成

7.サービスの開始

7.サービスの開始

8.RERUNログの取得開始
9.DRレプリケーション業務の起動

10.サービスの開始

10.サービスの開始

  1. サービスの状態確認

    dxinfコマンドで、DBミラーリングサービスが停止していることを確認します。
    DBミラーリングサービスが停止していない場合は、「通常停止」または「保守停止」で停止します。
    なお、表定義に可変長列とBLOB列が存在する場合は、「通常停止」で停止します。

  2. DRレプリケーション業務の状態確認

    lxdspstsコマンドまたはLinkexpressクライアント業務監視ウィンドウによって、初期化対象RLPのDRレプリケーション業務が停止しているか確認します。
    停止していない場合は、複写元システム(副系ノード)で、以下のコマンドによってDRレプリケーション業務を停止します。

    lxrepdrrep -p RLP名 -a stop -m n -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-w 作業ディレクトリパス名]
  3. RERUNログの取得停止(終了オフライン)

    lxrepdrdis -p RLP名 -m term -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  4. サービスの通常停止

    複写先システムのDBミラーリングサービスを「通常停止」します。

  5. RLPの初期化(+全複写)

    RLPの初期化では、初期化対象RLPに対し、以下の作業を行います。
    詳細は、“導入運用ガイド”の“RLPの初期化”を参照してください。

    • RLPの状態確認(終了オフラインまたはDRオフラインであるか)

    • 順序番号の取得と順序定義の再定義 (注1)

    • lxrepdrinitコマンドでのRLPの初期化

    • 残存資源の削除

    • データベース資源の関連付け

    • 全複写 (注2)(注3)

    注1) 複写元システム(副系ノード)と複写先システム(正系ノード)で、順序定義に差異がある場合に限ります。

    注2) rdbunlコマンドとrdbsloaderコマンドで、複写元システム(副系ノード)から、複写先システム(正系ノード)の初期化対象RLPのロググループに属するDSIを再創成します。

    注3) 表定義に可変長列とBLOB列が存在する場合は、rdbsloaderコマンドによって4ノードすべてでDSIを再創成します。

  6. 複写先システム(副系ノード)の再創成

    再創成した複写先システム(正系ノード)のDSIから、複写先システム(副系ノード)のDSIを再創成します。
    詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“全件複写によるデータベースのリカバリ”を参照してください。

  7. サービスの開始

    停止したDBミラーリングサービスを開始します。

  8. RERUNログの取得開始

    lxrepdrena -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  9. DRレプリケーション業務の起動

    lxrepdrrep -p RLP名 -a start -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-w 作業ディレクトリパス名]
  10. サービスの開始

    停止したDBミラーリングサービスを開始します。