DBミラーリングシステム連携でのセンター切替え/センター切戻しについて説明します。
DBミラーリングシステム連携で、センター切替え/センター切戻しを行う場合は、両システムのDBミラーリングシステムにおいて、それぞれノード切替えを行い、その後、センター切替え/センター切戻しを行います。
複写元システムから複写先システムへのセンター切替えを説明します。
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
■正系ノード | ■副系ノード | ■正系ノード | ■副系ノード |
1.利用者プログラム停止 | |||
2.強制ノード切替え | |||
6.強制ノード切替え | |||
7.ノード組込み | 7.ノード組込み | ||
10.サービスの開始 | |||
■新副系ノード | ■新正系ノード | ■新副系ノード | ■新正系ノード |
11.RLPの初期化 | |||
■新複写先システム(旧複写元システム) | ■新複写元システム(旧複写先システム) | ||
■新副系ノード | ■新正系ノード | ■新副系ノード | ■新正系ノード |
13.RERUNログの取得開始 | |||
14.サービスの停止 | |||
15.Symfoware/RDB停止 | 15.Symfoware/RDB停止 | ||
17.センター切替え用DRレプリケーション業務の操作 | |||
19.利用者プログラムの再開(注) | |||
20.メンテナンス作業 | 20.メンテナンス作業 | ||
24.サービスの開始 | |||
25.サービスの開始 | |||
26.RERUNログの取得開始 | |||
27.DRレプリケーション業務の組込み | 27.DRレプリケーション業務の組込み |
注) 新複写元システムにおいて、RERUNログが取得されますが、新複写先システムへのDRレプリケーション業務の組込みが完了するまで、新複写先システムのデータベースへのDRレプリケーションはされません。
利用者プログラム停止
強制ノード切替え
DBミラーリングシステムのノード切替えを行います。
dxswitch
ノード切替えが完了すると以下のメッセージが出力されます。
SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.
残存RERUNログの確認
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
DRレプリケーション業務停止
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
RERUNログの取得停止
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
強制ノード切替え
DBミラーリングシステムのノード切替えを行います。
dxswitch
ノード切替えが完了すると以下のメッセージが出力されます。
SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.
ノード組込み
DBミラーリングシステムのノード組込みを行います。
dxrebuild
監視プロセス起動
Connection Managerの監視プロセスを起動します。
Symfoware/RDB起動
Symfoware/RDBを起動します。
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
RLPの初期化
lxrepdrinit -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名
資源識別子情報の抽出と登録
lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
Symfoware/RDBの暗号化機能を使用している場合の資源識別子情報の抽出と登録は、“導入運用ガイド”を参照してください。
RERUNログの取得開始
lxrepdrena -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名
サービスの停止
メンテナンス作業のためにSymfoware/RDBを停止する必要がある場合は、事前にDBミラーリングサービスを「通常停止」します。
dxsvstop
Symfoware/RDB停止
メンテナンス作業のためにSymfoware/RDBを停止する必要がある場合は、Symfoware/RDBを停止します。
モニタデーモン停止
メンテナンス作業のためにMirroring Controllerのモニタデーモンをする必要がある場合は、Mirroring Controllerのモニタデーモンを停止します。
センター切替え用DRレプリケーション業務の操作
単一システムの場合と同じです。“導入運用ガイド”を参照してください。
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
dxsvstart -r
利用者プログラムの再開
新複写元システムにおいて、RERUNログが取得されるようになります。
新複写先システムへのDRレプリケーション業務の組込みが完了するまで、新複写先システムのデータベースへのRERUNログの格納はされません。
メンテナンス作業
ハードやOS、Symfoware Serverなどの各ミドルウェアのメンテナンスを行います。
モニタデーモン起動
メンテナンス作業のために停止していたMirroring Controllerのモニタデーモンを起動します。
Symfoware/RDB起動
メンテナンス作業のために停止していたSymfoware/RDBを起動します。
監視プロセス起動
Connection Managerの監視プロセスを起動します。
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
dxsvstart -c
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
dxsvstart -r
RERUNログの取得開始
lxrepdrena -p RLP名 -k reflect
DRレプリケーション業務の組込み
単一システムの場合と同じです。“導入運用ガイド”を参照してください。
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写先システム(旧複写元システム) | 複写元システム(旧複写先システム) | ||
---|---|---|---|
■新副系ノード | ■新正系ノード | ■新副系ノード | ■新正系ノード |
1.利用者プログラム停止 | |||
2.強制ノード切替え | |||
6.強制ノード切替え | |||
7.ノード組込み | 7.ノード組込み | ||
■正系ノード | ■副系ノード | ■正系ノード | ■副系ノード |
10.RLPの初期化 | |||
■複写元システム | ■複写先システム | ||
■正系ノード | ■副系ノード | ■正系ノード | ■副系ノード |
12.RERUNログの取得開始 13.DRレプリケーション業務の起動 | |||
14.サービスの開始 | 14.サービスの開始 | ||
15.利用者プログラムの再開 |
利用者プログラム停止
強制ノード切替え
DBミラーリングシステムのノード切替えを行います。
dxswitch
ノード切替えが完了すると以下のメッセージが出力されます。
SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.
残存RERUNログの確認
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
DRレプリケーション業務停止
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
RERUNログの取得停止
“定常運用”の“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”と同じです。
強制ノード切替え
DBミラーリングシステムのノード切替えを行います。
dxswitch
ノード切替えが完了すると以下のメッセージが出力されます。
SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 12132: The switch from the secondary node to the primary node has completed.
ノード組込み
DBミラーリングシステムのノード組込みを行います。
dxrebuild
Symfoware/RDB起動
Symfoware/RDBを起動します。
監視プロセス起動
Connection Managerの監視プロセスを起動します。
RLPの初期化
lxrepdrinit -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名
資源識別子情報の抽出と登録
lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
Symfoware/RDBの暗号化機能を使用している場合の資源識別子情報の抽出と登録は、“導入運用ガイド”を参照してください。
RERUNログの取得開始
lxrepdrena -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名
DRレプリケーション業務の起動
単一システムの場合と同じです。“導入運用ガイド”を参照してください。
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
dxsvstart -r
利用者プログラムの再開