両ノード同時に行う保守の場合
複写先システムにおけるDBミラーリングシステムのモニターデーモンの運用環境、BC構成パラメタファイル、GCMの設置先の変更などを行う場合の手順を説明します。
複写元システムにおけるこれらの保守作業を行う場合、DBミラーリングシステム連携に対する手順は不要です。
lxcanwrkコマンド(-mn指定)またはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」を使用し、すべてのレプリケーションMC連携業務を停止します。
dxsvstopコマンドを使用し、DBミラーリングサービスを通常停止します。
DBミラーリングサービスの停止を確認します。
両ノードで同時に行うDBミラーリングシステムの保守作業を行います。
dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。
lxstrwrkコマンドまたはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」によって、停止したレプリケーションMC連携業務を起動します。
正系ノードと副系ノードを交互に行う保守の場合
複写先システムにおけるDBミラーリングシステムのRLP動作環境ファイル、DBミラーリング動作環境ファイルなどの変更などを行う場合、レプリケーションMC連携業務を停止させる必要はありません。ノードの切り替えに連動し、正系ノードまたは昇格正系ノードとレプリケーションを継続します。
複写元システムにおけるこれらの保守作業を行う場合、DBミラーリングシステム連携に対する手順は不要です。
注意
複写先システムにおける差分ログの格納処理と、ノードの切り替えとの競合を考慮し、複写元システムでの利用者業務によるデータベースの更新頻度が低い時間帯に、DBミラーリングシステムの保守作業を推奨します。