ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

2.2.2 レプリケーションシステムのセットアップ手順

複写元システムをDBミラーリングシステムとするレプリケーションシステムのセットアップ手順について説明します。

2.2.2.1 Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresのセットアップ

DBミラーリングシステムにおけるセットアップで考慮すべき点について説明します。

Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresへのリモート接続の設定

Linkexpress Replication optionがSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresに接続するためには、データベースへのリモート接続を許可する設定が必要です。

環境変数の設定

SolarisSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresのインスタンスを起動する際の環境変数LD_LIBRARY_PATH_64について、“/usr/ucblib/sparcv9”を追加してください。

WindowsLinuxEnterprise Postgres 10以降と連携する場合は環境変数PGTARGETSESSIONATTRSについて“read-write”を指定してください。

参照

データベースへのリモート接続を許可する設定の詳細は、“Symfoware Server 導入ガイド(サーバ編) ”または“Enterprise Postgres 導入ガイド(サーバ編)”を参照してください。

2.2.2.2 Linkexpressのセットアップ

Linkexpressのセットアップについては、“導入運用ガイド”の“レプリケーション運用のためのセットアップ”を参照してください。

2.2.2.3 Linkexpress Replication optionのセットアップ

DBミラーリングシステム連携の場合、Linkexpress Replication optionのセットアップは複写元の連携サーバで実施します。DBミラーリングシステム連携をするためにはLinkexpress Replication optionにおいて以下の設定を行う必要があります。

参照

Linkexpress Replication optionのセットアップについては、“導入運用ガイド”の“レプリケーション運用のためのセットアップ”を参照してください。

DBミラーリングシステム連携における動作環境ファイルの設定

DBミラーリングシステム連携では以下のオペランドを動作環境ファイルに設定してください。

注意

  • PGPORTオペランドは、DBミラーリングシステム連携の場合、指定形式が異なります。複写元システムのSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresにおけるプライマリサーバとスタンバイサーバのポート番号をカンマ区切りで指定する必要があります。
    詳細は“DBミラーリングシステム連携における動作環境ファイルのオペランド”の“PGPORT”を参照してください。

  • CONNECT_TIMEOUTオペランドは、DBミラーリングシステム連携の場合、必ず指定してください。
    詳細は“導入運用ガイド”の“動作環境ファイルの作成”を参照してください。

  • AUTO_CONNECT_RETRYオペランドは、DBミラーリングシステム連携の場合、“YES”を指定する必要があります。
    詳細は“DBミラーリングシステム連携における動作環境ファイルのオペランド”の “AUTO_CONNECT_RETRY”を参照してください。

DBミラーリングシステム連携における動作環境ファイルのオペランド

ここでは、DBミラーリングシステム連携の場合だけ指定できるオペランドについて説明します。それ以外のオペランドについては、“導入運用ガイド”の“動作環境ファイルの作成”を参照してください。