DBミラーリングシステム連携で使用できないSymfoware Server (Postgres)またはEnterprise Postgresの データベース多重化機能、Symfoware Server (Nativeインターフェース)のデータベース二重化機能およびLinkexpress Replication optionの機能を以下に説明します。
DBミラーリングシステム連携で使用できないデータベース多重化機能およびデータベース二重化の機能
順序定義を使用したデータベースの更新 (DRレプリケーションを除く)
Symfoware Server (Nativeインタフェース)のデータベース二重化機能 (DRレプリケーションの場合)
DBミラーリングシステム連携で使用できないDRレプリケーションの機能
複写元システムと異なるOS、アーキテクチャとのレプリケーション
複写元システムと異なるデータベースとのレプリケーション
取り込み型レプリケーション
双方向レプリケーション
複数拠点への配布型レプリケーション
複写先システムからのさらなるレプリケーション
上記以外については、単一システム同士のDRレプリケーションと同じです。詳細は、“システム設計ガイド”を参照してください。
DBミラーリングシステム連携で使用できないLinkexpress Replication optionの機能
Symfoware抽出レプリケーション共通で使用できない機能
Symfoware Server (Nativeインタフェース)のDBミラーリングシステムを複写先データベースとする“取り込み型レプリケーション”および“双方向型レプリケーション”
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)で使用できない機能
1つのUPDATE文(探索)でSET句に多項演算式を指定し、複数レコードの一意性制約列を一括して更新するSQL文
RANDOM構造からのレプリケーション
複写先システムがDBミラーリングシステムへのレプリケーションの場合は以下の機能も使用できません。
従来のレプリケーション業務定義(注)
取込み型レプリケーション
双方向レプリケーション
RANDOM構造へのレプリケーション
lxrepmkdefコマンド(-k WRK指定)
複写先システムからのさらなるレプリケーション
注)複写先システムがDBミラーリングシステムへのレプリケーション向けのレプリケーション業務定義と、シェルスクリプトのサンプルを利用します。
注意
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)を使用する場合は以下の点に注意してください。
表単位のレプリケーションおよびグループ単位のレプリケーションを使用した場合、Symfoware Server (Nativeインタフェース)の データベース二重化機能の副系ノードへの格納において、トランザクションにおける表間またはDSI間の格納同期がずれる場合があります。
表と表の間にデータの参照関係があるグループ単位のレプリケーションを使用する場合には、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位(RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタ)にロググループを選択してください。
参照
Symfoware Server (Nativeインタフェース)での、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位については“Mirroring Controller セットアップガイド”の“RLP動作環境ファイルの編集”を参照してください。