注意
辞書利用者定義ツールは、スーパーユーザーで実行してください。
各コマンドを実行する前には、必ず次を実施してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/createuser.sh
実行手順
設定ファイルcreateuser.ddlの内容を正しく設定します。
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./createuser.sh
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:ユーザ定義文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12226e:ユーザ定義文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4103E オペランド"USER"以降の指定"JSVR_USR34567890"に誤りがあります.' エラーが発生した文の先頭位置=2 (システム名=ICMWA000) qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました 復帰コード 01 (システム名=ICMWA000)
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「createuser.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/showusers.sh
実行手順
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./showusers.sh
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
SELECT * FROM RDBII_SYSTEM.RDBII_USER <<1>> USER_NAME :ADMINISTRATOR ← 利用者名(製品導入作業を実施したOSのユーザー。自動的に定義される) USER_CODE :1 IDENT :OS ← 「利用者をOSが管理する」の意味 USER_KIND :S PASSWORD_STATUS :(NULL) LAST_LOGIN_DATE :2011-08-25 08:24:22 LOGIN_FAILED_TIME:0 <<2>> USER_NAME :JSVR_USR ← 利用者名(「利用者インスタンスを作成する」で作成した利用者) USER_CODE :6 IDENT :DB ← 「利用者をDBが管理する」の意味 USER_KIND :U PASSWORD_STATUS :N LAST_LOGIN_DATE :2011-08-25 08:16:55 LOGIN_FAILED_TIME:0 Number of records:2 SQLSTATE:00000 SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました. qdg02200i:rdbexecsqlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
上記「ADMINISTRATOR」に相当する利用者と、「JSVR_USR」に相当する利用者の、2つの情報が検出されることが、望ましい運用状態です。
上記「ADMINISTRATOR」に相当する利用者は、DBへのフルアクセスが許可されています。この利用者は、ローカルマシン上でコマンド実行する際の利用者としてください。製品のWebアプリケーションを運用する利用者として使用してはいけません。
上記「PASSWORD_STATUS」が「L」の場合は、該当ユーザーのパスワードがロックされています。パスワードがロックされている利用者を使用したい場合は、パスワードのロック解除をしてください。
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「showusers.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/alteruser.sh
実行手順
設定ファイルalteruser.ddlの内容を正しく設定します。
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./alteruser.sh
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:ユーザー変更文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12226e:ユーザー変更文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4063E 認可識別子"JSVR_USR1"は定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=2 (システム名=ICMWA000) qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました 復帰コード 01 (システム名=ICMWA000)
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「alteruser.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/dropuser.sh
実行手順
設定ファイルdropuser.ddlの内容を正しく設定します。
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./dropuser.sh
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:ユーザー削除文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12226e:ユーザー削除文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4063E 認可識別子"JSVR_USR1"は定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=2 (システム名=ICMWA000) qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました 復帰コード 01 (システム名=ICMWA000)
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「dropuser.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/grant.sh
実行手順
設定ファイルgrant.ddlの内容を正しく設定します。
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./grant.sh
注意
実行した結果、正常終了と異常終了が混在した場合は、一度すべての利用者インスタンスを削除してから、利用者インスタンスの作成作業を再度やり直してください。
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:GRANT文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12226e:GRANT文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4063E 認可識別子"JSVR_USR2"は定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=4 (システム名=ICMWA000)
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「grant.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/showgrants.sh
実行手順
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./showgrants.sh
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
SELECT * FROM RDBII_SYSTEM.RDBII_PRIVILEGES WHERE DB_CODE IN (SELECT DB_CODE FROM RDBII_SYSTEM.RDBII_DATABASE WHERE DB_NAME='JSVR') AND GRANTOR<>'_SYSTEM' <<1>> GRANTOR :ADMINISTRATOR ← アクセス権を付与した利用者 GRANTEE :JSVR_USR ← アクセス権を付与された利用者 OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :475 ← テーブル番号 PRIVILEGE_TYPE:SELECT ← 権限の種類。SELECT固定 IS_GRANTABLE :NO <<2>> GRANTOR :ADMINISTRATOR GRANTEE :JSVR_USR OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :2 PRIVILEGE_TYPE:SELECT IS_GRANTABLE :NO <<3>> GRANTOR :ADMINISTRATOR GRANTEE :JSVR_USR OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :276 PRIVILEGE_TYPE:SELECT IS_GRANTABLE :NO <<4>> GRANTOR :ADMINISTRATOR GRANTEE :JSVR_USR OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :301 PRIVILEGE_TYPE:SELECT IS_GRANTABLE :NO <<5>> GRANTOR :ADMINISTRATOR GRANTEE :JSVR_USR OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :376 PRIVILEGE_TYPE:SELECT IS_GRANTABLE :NO <<6>> GRANTOR :ADMINISTRATOR GRANTEE :JSVR_USR OBJECT_TYPE :TV DB_CODE :100 SCHEMA_CODE :1 TABLE_CODE :400 PRIVILEGE_TYPE:SELECT IS_GRANTABLE :NO Number of records:6 SQLSTATE:00000 SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました. qdg02200i:rdbexecsqlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
「4.2.4.5 利用者のアクセス権の定義」で明示的に定義した、製品資源(6テーブル)に対するアクセス権定義一覧が表示されます。
「4.2.4.5 利用者のアクセス権の定義」で定義した利用者が、異なる6つのテーブルに対し、SELECT権限で定義されていることが、望ましい運用状態です。
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「showgrants.ddl」を参照してください。
実行ファイル
Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef/alteruser.sh
実行手順
設定ファイルalteruser.ddlの内容を正しく設定します。
次のとおりにコマンドを実行します。"Charset-Web入力インストール先"には実際のパスを指定してください。
# cd Charset-Web入力インストール先/rdbuserdef # ./alteruser.sh
注意
設定ファイルalteruser.ddlに設定するパスワードは、ロックされたパスワードと同じものを設定可能です。
出力情報
実行結果(正常終了か異常終了か、等)が標準出力に出力されます。
例
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12228i:ユーザー変更文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg02200i:rdbddlexが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=ICMWA000)
qdg12228i:パラメタ設定文の実行が正常終了しました (システム名=ICMWA000) qdg12226e:ユーザー変更文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4063E 認可識別子"JSVR_USR1"は定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=2 (システム名=ICMWA000) qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました 復帰コード 01 (システム名=ICMWA000)
設定ファイル
「4.3.2 辞書利用者定義ツールの設定ファイル」の「alteruser.ddl」を参照してください。
注意
パスワードを間違えた状態で内部データベースへ連続して6回アクセスすると、パスワードがロックされ、その利用者インスタンスが使用できなくなります。ロック状態の確認は、「作成済み利用者インスタンスの確認」でできます。ロックされていた場合は、パスワードのロック解除実行してください。