◆基本コード運用またはベンダーコード運用で使用する運用文字コードへ変更する場合
手順
Webサーバーおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。
Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。
"Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリーのGW??.ttfおよびXW??.ttfを削除します。無い場合は、削除する必要はありません。
ベンダーコード運用で使用する運用文字コードへ変更する場合、マルチ文字コードオプションをインストールします。インストール手順は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照してください。なお、すでにマルチ文字コードオプションをインストール済の場合は、再インストールは不要です。
次の手順で、辞書を初期化します。
変更先の運用文字コードを再確認します。次に、それに対応するコマンドパラメーターを「コマンドリファレンス」の4.2.2項で確認します。
上の手順で確認したコマンドパラメーターを指定して、辞書初期化ツールを実行します。
例
コマンドライン操作の例
# export JAVA_HOME=/opt/FJSViaps/openjdk/jdk8 # cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef # ./QGFWLDB -f EJ_UNICODE2004MS
青字の部分は、実際に使用する運用文字コードに応じて指定する
「コマンドリファレンス」の3.4項を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルのPIO_ADOPTED_CHARSETの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。また、業務名による運用で、運用文字コードの変更と同時に業務を変更する場合は、PIO_GYOMU_NAMEの設定を変更します。
次の手順を実行します。
Webサーバーおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。
◆基盤コード運用で使用する運用文字コードへ変更する場合
手順
使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。
Webサーバーおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。
"Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリーにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。
マルチ文字コードオプションをインストールしたことがない環境の場合は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照して、マルチ文字コードオプションをインストールします。
コマンドパラメーターに、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"を指定して辞書初期化ツールを実行します。辞書初期化ツールについては、「コマンドリファレンス」の4.2.2項を参照してください。
例
コマンドライン操作の例
# export JAVA_HOME=/opt/FJSViaps/openjdk/jdk8
# cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
# ./QGFWLDB -f EJ_KIBAN
「コマンドリファレンス」の3.4項を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルを次のように編集します。
PIO_ADOPTED_CHARSETの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に変更します。
「配付先フォルダーの直接指定による運用」の設定になるように、PIO_GYOMU_NAMEとPIO_DIST_PATHの値をそれぞれ、「空」と「運用辞書の配付先フォルダーのパス」に変更します。
部門サーバーを設定します。
「コマンドリファレンス」の2.4項を参照して、JSVR-Webサービス設定ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って「導入ガイド」の5.8.1.3項を参照し、「2. WARファイルを作成」以降の手順でCharset-Web入力を配備します。
Webサーバーおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。