ファイル名
任意(*.*)。
ファイル作成時にユーザーが任意にファイル名を指定します。
使用用途
統合ログ閲覧データベースを作成する場合に使用します。
本ファイルの使用方法は“1.42 DTKDBCREATE.EXE(データベース作成・削除)”を参照してください。
格納場所
[OSインストールドライブ]\ProgramData\Fujitsu\Systemwalker Desktop Keeper
管理サーバのインストール時に、上記格納場所にサンプルファイル(DTKDBCREATE_sample.ini)が作成されます。
サンプルファイルをローカルドライブ上の任意の場所に格納・変名し、編集してください。
ファイル形式
以下の形式のテキストファイルです。
DTKDBCREATE_sample.iniをコピーし、適切な名前に変更して使用してください。
文字コード:Shift JIS
改行コード:CRLF (0x0d+0x0a)
注)ファイルの最後が改行コードであること。
行の追加や削除は行なわないでください。既存の行を更新してください。
1カラム目に半角の「;」がある場合、コメント行として無視します。
パス設定項目にはローカル・ハードディスク装置上の実フォルダを、ドライブ文字からはじめるフルパス96バイト以下で設定します。
パスの文字列には半角文字のみが使用できます。 ただし以下の文字は使用できません。
(半角空白、半角カナ文字、半角カナ記号、「/」「*」「?」「"」「<」「>」「|」「&」「^」。また「:」はドライブとの区切りのみ指定可能)
DTKDBCREATE_sample.iniの内容です。
14カ月分のログ領域を作成する定義になっています。
以下の設定項目があります。
項目名 | 説明 | |
BASEPATH | 基本域のパス | 「データベースの基本域を格納するフォルダ」のフルパスを設定します。 管理系テーブルと、基準日より未来月のログが発生した場合にそのログを格納する領域です。ログ領域の半月分程度の容量を見込んでおいた方が安全です。 |
DBMONTH | データ管理月数 | 保存したいログの月数を2~14で設定します。 |
DBSPPATH_LOG001 | 1カ月目のデータ管理域のパス | 「データベースの1カ月ごとのログを格納するフォルダ」のフルパスをそれぞれ設定します。 1カ月目、2カ月目の設定は必須です。 |
DBSPPATH_LOG002 | 2カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG003 | 3カ月目のデータ管理域のパス | 「データベースの1カ月ごとのログを格納するフォルダ」のフルパスをそれぞれ設定します。 3カ月目以降の場合は、データ管理月数で指定した番号まで設定が必要です。それ以降は参照しません。 |
DBSPPATH_LOG004 | 4カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG005 | 5カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG006 | 6カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG007 | 7カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG008 | 8カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG009 | 9カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG010 | 10カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG011 | 11カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG012 | 12カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG013 | 13カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
DBSPPATH_LOG014 | 14カ月目のデータ管理域のパス | 同上 |
基本域のパスと、1~2カ月目のデータ管理域のパスは必須定義項目です。
3カ月目以降のデータ管理域のパスは、データ管理月数の設定に応じて設定してください。
なお、基本域のパス、データ管理域のパスは、すべて異なるパスを設定してください。(同じドライブの指定は可能です)
DTKDBCREATE.exeコマンド実行時に、ここで記述したパスを自動で作成します。
もし事前にここで記述したパスを用意する場合は、その配下のファイルもフォルダも無い状態で用意してください。存在するとエラーになります。 また、書き込み可能な状態に設定してください。
使用例
DTKDBCREATE_sample.iniの内容です。
14カ月分のログ領域を作成する定義になっています。
「基本域のパス(BASEPATH)」の定義は必須です。ここには管理系テーブルと、未来日付のログを格納する領域です。
「データ管理月数(DBMONTH)」を2~14の範囲で設定します。
「月ごとのデータ管理域のパス(DBSPPATH_LOG001~DBSPPATH_LOG014)」は、末尾3ケタの値が001からデータ管理月数の番号までを記述します。それ以上の番号の項目は空欄にしてください。
[DATABASE] ;基本域のパス BASEPATH=D:\DTKDB\Base ;データ管理月数 DBMONTH=14 ;月ごとのデータ管理域のパス DBSPPATH_LOG001=F:\DTKDB\Log01 DBSPPATH_LOG002=G:\DTKDB\Log02 DBSPPATH_LOG003=H:\DTKDB\Log03 DBSPPATH_LOG004=I:\DTKDB\Log04 DBSPPATH_LOG005=J:\DTKDB\Log05 DBSPPATH_LOG006=K:\DTKDB\Log06 DBSPPATH_LOG007=L:\DTKDB\Log07 DBSPPATH_LOG008=M:\DTKDB\Log08 DBSPPATH_LOG009=N:\DTKDB\Log09 DBSPPATH_LOG010=O:\DTKDB\Log10 DBSPPATH_LOG011=P:\DTKDB\Log11 DBSPPATH_LOG012=Q:\DTKDB\Log12 DBSPPATH_LOG013=R:\DTKDB\Log13 DBSPPATH_LOG014=S:\DTKDB\Log14