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Enterprise Application Platform V2.0.0 GlassFishユーザーズガイド

12.5.1 SR30000番台のメッセージ

セッションレプリケーションマネージャーのメッセージです。

WARNING: SR30001: The environment configuration is incorrect, so the default will be used. definition=%s1 default=%s2
警告: SR30001: 環境定義に誤りがあるため、デフォルト値を使用して動作します。 definition=%s1 default=%s2

[可変情報]

%s1 : 定義名
%s2 : デフォルト値

[意味]

環境定義に誤りがあるためデフォルト値を使用して動作します。

[原因]

環境定義に誤りがあります。

[システムの処理]

誤りのあった定義に可変情報のデフォルト値が示す値を採用して、セッションレプリケーションマネージャーの起動を継続します。

[ユーザーの対処]

asadminコマンドで定義値を確認後、GlassFish Serverクラスターを再起動してください。

環境設定の詳細については「5.17.4 セッションレプリケーションマネージャーの設定」を参照してください。

SEVERE: SR30002: Insufficient memory.
重大: SR30002: メモリが不足しています。

[意味]

メモリ不足です。

[原因]

  1. メモリ(ヒープ域)不足、システムの実メモリ/スワップ不足です。

  2. ファイル記述子が不足しています。

[システムの処理]

GlassFish Serverクラスターのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

[ユーザーの対処]

  1. 13.18 OutOfMemoryErrorがログに出力された場合」に記述されている対処を実施し、原因を取り除いてセッションストアを再起動してください。

  2. 不要なアプリケーションを終了するか、システムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。

WARNING: SR30003: The relationship between the size of the environment definition is incorrect, so the larger value is used for both environment definitions. smaller-definition=%s1 smaller- value=%s2 larger-definition=%s3 larger-value=%s4
警告: SR30003: 環境定義の大小関係に誤りがあるため、両方の環境定義に大きい方の値を使用して動作します。 smaller-definition=%s1 smaller-value=%s2 larger-definition=%s3 larger-value=%s4

[可変情報]

%s1 : 小さい値が設定された定義名
%s2 : 小さい値が設定された定義の設定値
%s3 : 大きい値が設定された定義名
%s4 : 大きい値が設定された定義の設定値

[意味]

環境定義の大小関係に誤りがあるため、両方の環境定義に大きい方の値を使用して動作します。

[原因]

環境定義に誤りがあります。

[システムの処理]

小さい値が設定された定義にも大きい値が設定されていた定義の値を採用して、セッションレプリケーションマネージャーの起動を継続します。

[ユーザーの対処]

asadminコマンドで定義値を確認後、GlassFish Serverクラスターを再起動してください。

環境設定の詳細については「5.17.4 セッションレプリケーションマネージャーの設定」を参照してください。

SEVERE: SR30999: An unexpected error occurred. detail=%s1
重大: SR30999: 予期しないエラーが発生しました。 detail=%s1

[可変情報]

%s1 : 詳細情報

[意味]

予期しない異常が発生しました。

[原因]

予期しない異常が発生しました。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverクラスターのサーバーログに同時に出力されているメッセージを参照し、利用するRedisのクライアントライブラリー起因のエラーであれば、該当ライブラリーのドキュメントに情報がないか確認してください。

Redisのクライアントライブラリーの詳細については、「1.2.5 セッションストア」を参照してください。

その他に起因するエラーについては、eapfcollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。