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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.1 運用分析ダッシュボード 管理者ガイド

9.2 リストアする

運用分析ダッシュボードの環境をリストアします。

事前の確認

手順

  1. 運用分析ダッシュボードをインストールします。

    バックアップデータを採取したサーバとネットワーク定義などが同一環境のサーバにインストールしてください。

    バックアップデータを採取したサーバに対してリストアする場合は、アンセットアップを実行してください。

  2. リストアコマンドを実行します。

    例)

    「/backup/dashboard」にバックアップされたデータをリストアする場合

    # /opt/FJSVbsmcom/bin/swcbsm_restore_dashboard /backup/dashboard

    リストアコマンドの詳細は、「11.1.5 swcbsm_restore_dashboard(運用分析ダッシュボードリストアコマンド)」を参照してください。

    リストア直後にITサービス管理のチケットおよびナレッジの収集処理が実行され、運用分析ダッシュボードにITサービス管理のデータが反映されます。収集処理はチケットおよびナレッジのデータ量に依存するため、数分から数十分程度の時間がかかることがあります。

  3. 運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネントと運用分析ダッシュボード機能 収集分析コンポーネントを分けた構成とした場合は、運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネントをリストアする場合、DBコンポーネントのリストア後収集分析コンポーネントのインストールされたサーバで下記コマンドを実行し、DBコンポーネントのデータを再読み込みします。

    # swcbsm_stop_dashboard
    # swcbsm_start_dashboard

    コマンド詳細は、「11.2.1 swcbsm_start_dashboard(運用分析ダッシュボード起動コマンド)」、「11.2.2 swcbsm_stop_dashboard(運用分析ダッシュボード停止コマンド)」を参照してください。

  4. 運用分析ダッシュボードに登録していたドキュメントをバックアップしている場合は、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 収集分析コンポーネント)でドキュメントをリストアします。

    1. ドキュメントルートパスを確認します。

      ドキュメントルートパスはセットアップ時に運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイルのDOCDB_FILE_CRAWL_PATHで指定したパスです。

      /etc/opt/FJSVbsmcom/dashboard.propertiesファイルの以下の値で確認できます。

      setup.docdb.file.crawl.path=ドキュメントルートパス
    2. OSコマンドなどを使用して、ドキュメントルートパス配下にドキュメントをリストアします。

      ドキュメントはバックアップ時と同じパスに配置してください。

      ドキュメントルートパスとその配下のディレクトリやファイルは、fessユーザーが参照できるようにしてください。

      例)tarコマンドを使用して、「/backup/cbsmdoc.tar.gz」 を「/cbsmdoc」配下にリストアする場合

      tar zxf /backup/cbsmdoc.tar.gz -C /cbsmdoc

注意事項