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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.1 運用分析ダッシュボード 管理者ガイド

9.1 バックアップする

運用分析ダッシュボードの環境をバックアップします。

事前の確認

手順

  1. バックアップデータの格納先を確認します。

    以下のディレクトリサイズ合計値を目安として退避先の空き容量を確保してください。

    /var/opt/FJSVbsmana
    /var/opt/FJSVbsmdsb
  2. バックアップコマンドを実行します。

    例) 「/backup/dashboard/」にバックアップする場合

    # mkdir -p /backup/dashboard
    # /opt/FJSVbsmcom/bin/swcbsm_backup_dashboard /backup/dashboard

    バックアップコマンドの詳細は、「11.1.4 swcbsm_backup_dashboard(運用分析ダッシュボードバックアップコマンド)」を参照してください。

  3. 運用分析ダッシュボードにドキュメントを登録している場合は、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 収集分析コンポーネント)でドキュメントをバックアップします。

    1. ドキュメントルートパスを確認します。

      ドキュメントルートパスはセットアップ時に運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイルのDOCDB_FILE_CRAWL_PATHで指定したパスです。

      /etc/opt/FJSVbsmcom/dashboard.propertiesファイルの以下の値で確認できます。

      setup.docdb.file.crawl.path=ドキュメントルートパス
    2. ドキュメントルートパスのディレクトリサイズ合計値を目安として退避先の空き容量を確保します。

    3. ドキュメントルートパス配下のドキュメントを、OSコマンドなどを使用してバックアップします。

      例)tarコマンドを使用して、「/cbsmdoc」配下(「cbsmdoc」ディレクトリは含まない)を「/backup/cbsmdoc.tar.gz」にバックアップする場合

      # tar zcf /backup/cbsmdoc.tar.gz -C /cbsmdoc .

注意事項