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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.1 運用分析ダッシュボード 管理者ガイド

4.11 運用分析ダッシュボードをセキュアに運用する場合(HTTPS通信)の設定を行う

運用分析ダッシュボードをセキュアに運用するために、HTTPS通信の設定を行います。

事前の確認

目的・背景

通信を暗号化することで他者に情報を傍受されないようにします。

手順

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)をコンポーネントごとに別サーバに分けた構成となっている場合、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 Webコンポーネント)で実施してください。

  1. 秘密鍵ファイルと証明書ファイルを、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)の任意のディレクトリに配置します。

    例)

    秘密鍵 : /root/ssl/key.pem

    証明書 : /root/ssl/cert.pem

  2. 秘密鍵ファイルと証明書ファイルのパーミッションを、rootユーザーだけ読込み可に設定します。

    例)

    # chmod 400 /root/ssl/key.pem /root/ssl/cert.pem
  3. /etc/opt/FJSVbsmdsb/kibana/config/opensearch_dashboards.ymlファイルをテキストエディタで開き、末尾に以下の定義を追加します。

    server.ssl.enabled: true
    server.ssl.key: 手順1で配置した秘密鍵ファイルのフルパス
    server.ssl.certificate: 手順1で配置した証明書ファイルのフルパス
    server.ssl.keyPassphrase: 手順1で配置した秘密鍵ファイルのパスフレーズ

    例)

    server.ssl.enabled: true
    server.ssl.key: /root/ssl/key.pem
    server.ssl.certificate: /root/ssl/cert.pem
    server.ssl.keyPassphrase: x5hbk4nvp2g7c0z9
  4. bsm-dashboardサービスを再起動します。

    # service bsm-dashboard stop
    # service bsm-dashboard start

結果の確認

ブラウザから以下にログインして、運用分析ダッシュボードの画面が表示されることを確認してください。

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)をコンポーネントごとに別サーバに分けた構成となっている場合、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 Webコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスを指定します。

https://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 Webコンポーネント)のホスト名またはIPアドレス:Webコンソールのポート番号