インシデント/問題チケットの対応時に、検索した回答候補を引用して、利用者への回答用の記事を追加します。
事前の確認
管理者により、[引用]タイプのテンプレートが設定されていることを確認してください。
クローズされていないチケットは検索対象になりません。
目的・背景
検索した回答候補を引用して、利用者への回答用の記事を簡単に作成することができます。
運用分析ダッシュボードへの接続情報が設定されている場合は、自然文による検索ができます。また、ナレッジの場合は[有効]に、チケットの場合は[クローズ]に更新されたあと、1時間程度で自然文による検索の対象となります。
手順
Webコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
ナビゲーション・バーで[マイページ]をクリックします。
チケットの一覧からチケット番号(TICKET#)をクリックし、チケット詳細画面を表示します。
チケット詳細画面のチケット操作メニューで[検索]ボタンをクリックし、[回答候補を検索]画面を表示します。
[回答候補を検索]画面で、検索したい文章を入力し[検索]ボタンをクリックします。
検索を行うフィールドは以下のとおりです。
チケットの検索フィールド
タイトル
質問/現象
原因
回答/対処
ナレッジの検索フィールド
タイトル
質問/現象
原因
回答/対処
コメント
[回答候補]ウィジェットに検索結果が表示されるため、回答として引用するチケットまたはナレッジを探します。
リンクにマウスオーバーすることで、ナレッジまたはチケットの概要が表示されます。概要は改行以外折り返さずに表示されます。
同じフォルダー内に[回答/対処]の内容が類似するチケットが2件以上存在する場合、チケットは自動でグルーピングされ、グループの代表となるチケットが回答候補として表示されます。グルーピングは1時間ごとに分析され更新されます。
グルーピングされた回答候補の確認方法については、「3.3.4 回答候補から回答を引用する」を参照してください。
回答として引用するナレッジまたはチケットの行にある[- 引用 -]からテンプレートを選択します。
→ 利用者への回答用の記事が追加されます。
このとき、メールアドレスが以下のように補完されます。
利用者への回答の手順は、「3.3.7 インシデント/問題の記事を校閲して回答する」を参照してください。 |