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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.1 ITサービス管理 管理者ガイド

11.2 リストアする

ITサービス管理の環境をリストアします。

事前の確認

手順

  1. ITサービス管理をインストールします。

    バックアップデータを採取したサーバとネットワーク定義などが同一環境のサーバにインストールしてください。

    バックアップデータを採取したサーバに対してリストアする場合は、アンセットアップを実行してください。

  2. umaskの設定を確認します。

    以下のコマンドを実行し、umaskが「0022」に設定されていることを確認します。

    # umask

    設定されていない場合は、以下のコマンドを実行し、umaskを「0022」に設定してください。

    # umask 0022
  3. リストアコマンドを実行します。

    例)

    「/backup/itsm」にバックアップされたデータをリストアする場合

    # /opt/FJSVbsmcom/bin/swcbsm_restore_itsm /backup/itsm

    リストアコマンドの詳細は、「13.1.4 swcbsm_restore_itsm(ITサービス管理リストアコマンド)」を参照してください。

  4. 管理サーバ(ITサービス管理機能)をコンポーネントごとに別サーバに分けた構成とした場合は、管理サーバ(ITサービス管理機能 DBコンポーネント)のリストア後、管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)でキャッシュを削除します。

    キャッシュ削除コマンドの詳細は「13.3.2 otrs.DeleteCache.pl(キャッシュ削除コマンド)」を参照してください。

  5. バックアップ元の環境でHTTPS通信の設定を行っていた場合は、リストア後の環境でもHTTPS通信の設定を行います。

    HTTPS通信の設定方法については、「5.11 Webコンソールをセキュアに運用する場合(HTTPS通信)の設定を行う」を参照してください。

  6. ポート番号の変更を行います。

    バックアップ元の環境でポート番号の変更を行っていた場合、リストア後の環境でもポート番号の変更を行ってください。設定方法については、「10.1.1 ポート番号を変更する」を参照してください。

  7. 運用分析ダッシュボードを再起動します。

    運用分析ダッシュボードの再起動方法については、「運用分析ダッシュボード 管理者ガイド」の「第6章 運用分析ダッシュボードの起動と停止について」を参照してください。

注意事項