ITサービス管理をセットアップします。
事前の確認
ITサービス管理セットアップパラメーターファイルを作成し、セットアップに必要な設定情報を定義してください。ITサービス管理セットアップパラメーターファイルの詳細については、「14.2 ITサービス管理セットアップパラメーターファイル」を参照してください。
ITサービス管理をセットアップする環境で、FQDNが設定されていることを確認してください。
以下のコマンドでFQDNが取得できることを確認します。取得できない場合はFQDNを設定してください。
# hostname -f
ITサービス管理セットアップパラメーターファイルにはパスワードが記載されているため、セットアップ完了後に削除してください。
管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)を管理サーバ(ITサービス管理機能 DBコンポーネント)より先にセットアップした場合は、管理サーバ(ITサービス管理機能 DBコンポーネント)をセットアップした後に管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)のサービスの再起動を実施してください。
手順
ITサービス管理をセットアップするサーバに、スーパー・ユーザーでログインします。
umaskの設定を確認します。
以下のコマンドを実行し、umaskが「0022」に設定されていることを確認します。
# umask
設定されていない場合は、以下のコマンドを実行し、umaskを「0022」に設定してください。
# umask 0022
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVbsmcom/bin/swcbsm_setup_itsm -s ITサービス管理セットアップパラメーターファイル
→ セットアップが完了すると、以下のメッセージが表示されます。
IT Service Management setup is completed.
セットアップ完了後は、ITサービス管理セットアップパラメーターファイルを削除してください。
注意事項
サーバのシステム構成変更時、チケットなどのデータは保持されません。バックアップ・リストアは同一構成・同一サーバ前提です。