ユーザログを抽出することができなくなるような異常が発生したときには、インスタンスを強制停止します。
このようなケースは2つあります。1つはarchiverプロセスによるアーカイビングが失敗するケースです。アーカイビングが失敗したときにインスタンスを強制停止するようにpostgresql.confのarchive_commandを記述してください。
もう1つは、抽出デーモンによる抽出ファイルの書き込みの失敗です。失敗したならば、抽出デーモンはインスタンスを強制停止します。
しかし、このような異常は一時的なものであると考えられるかもしれません。そのため、抽出デーモンには許容する失敗の回数を指定することができます。デフォルトでは一度も許容しません。他方のarchiverプロセスの挙動は、archive_commandで制御してください。archive_commandの制御を邪魔しないように、抽出デーモンはアーカイブファイルの読み込みが失敗したことをWARNINGレベルでログに出力しますが、停止することはありません。