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Big Data Integration ServerV1.7.0 EDI連携/DB連携編ユーザーズガイド

3.3.1 データ提供設定に関するAPI

3.3.1.1 データ提供設定変更機能API

指定された事業者の提供設定を新規作成または上書きします。上書きは削除を行った後に新規作成を行うことと等価です。

3.3.1.1.1 リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント(相対URI)

/{companyId}/provide/{id}

{companyId}

企業識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

{id}

データ提供設定毎に異なる一意の情報識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

ここで指定する値は、上書きや削除をする際に使用しますので記録してください

HTTPメソッド

PUT

HTTPリクエストヘッダ

Content-type

application/json; charset=UTF-8

取り扱うデータ形式

tenantid

任意

テナントID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します

認証サービスのテナントID

userid

任意

ユーザーID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します
認証サービスの利用者ID

Authorization

任意

認証トークン

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します
認証サービスから取得したBearerトークン

apikey

任意

APIキー

APIキーで認証をする場合、本パラメータを指定します
システム管理者が指定したAPIキー

HTTPリクエストボディ

type

必須

データ連携のI/F種別(PUTによる上書きは不可)

"db"を指定します

title

必須

情報タイトル(PUTによる上書きは不可)

文字列長:1~255文字で指定します

db_connect_id

必須

DB接続設定識別子(PUTによる上書きは不可)

形式:半角英数字で指定します

文字列長:1~100文字で指定します

table_id

必須

提供元テーブル識別子(提供設定)/ 格納先テーブル識別子(利用設定)(PUTによる上書きは不可)

形式:半角英数字、アンダーライン記号、ピリオド記号で指定します

文字列長:1~255文字で指定します

store_api_param

必須

データ格納準備API、データアップロードAPIに渡すパラメータセット

以下のパラメータを指定します

パラメータの詳細は“2.5 格納抽出API”を参照してください

  • data_type

  • src_location_code

  • dst_location_code

  • conv_rule_idまたはconv_rule_file_path

例)
curl -i -s -X PUT http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/{companyId}/provide/{id} \
-H "Content-Type:application/json; charset=UTF-8" \
-H 'tenantid:febtenant-sampleti-62' \
-H 'userid: user1' \
-H 'Authorization: Bearer auth-token' \
-d '{
  "type": "db",
  "title": "aのデータ",
  "db_connect_id": "1",
  "table_id": "triggertest.provide_trigger",
  "store_api_param": {
    "data_type": "10",
    "src_location_code": "1234567890123",
    "dst_location_code": "1234567890321",
    "conv_rule_file_path": "/var/tmp/store.any"
  }
}'
注) システム管理者から提供された情報を指定

ポイント

変換ルールについて

データ提供の場合、DBテーブルにINSERTされたレコードデータはCSV形式データファイルに変換され、その後に変換ルールが適用されます。そのため、データ提供者はEDI連携機能により“DBテーブル定義のCSV形式データファイル”から“情報区分コード(data_type)のデータフォーマット”に変換させる変換ルールを作成し、データ提供設定でその変換ルールを指定する必要があります。レコードデータのCSV形式データファイルは、以下のCOPYコマンドで取得されるデータフォーマットとします。PostgreSQLのCOPYコマンドの仕様については公式マニュアルを参照してください。

COPY {テーブル名} TO {出力先ファイルパス} WITH DELIMITER ‘,’;

運用前に、指定した変換ルールによってデータ変換が正しく実施されることを確認するために、疎通としてデータ提供用の業務DBにデータを投入し、データ利用者用の業務DBへデータが反映されることを確認してください。

3.3.1.1.2 レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Access-Control-Allow-Origin

*

Content-Type

application/json; charset=utf-8

Content-Length

データ長

ETag

エンティティタグ

Date

日付

Connection

通信オプション

Keep-Alive

タイムアウト値

HTTPレスポンスボディ

id

情報識別子

provide_param

データ提供設定変更機能・データ提供設定照会機能で扱う情報

リクエストボディで指定した値が表示されます

例)
HTTP/1.1 200 OK
Access-Control-Allow-Origin: *
Content-Type: application/json; charset=utf-8
Content-Length: 281
ETag: W/"119-+ZyGVgBAmoAmpM7f27tkPl7ggow"
Date: Wed, 11 Jan 2023 02:26:33 GMT
Connection: keep-alive
Keep-Alive: timeout=5

{"id":"id001","provide_param":{"type":"db","title":"aのデータ","db_connect_id":"1","table_id":"triggertest.provide_trigger","store_api_param":{"data_type":"10","src_location_code":"1234567890123","dst_location_code":"1234567890321","conv_rule_file_path":"/var/tmp/store.any"}}}
3.3.1.1.3 HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

200

データ提供設定情報の新規作成または上書きが成功した。

400

リクエストがAPIリファレンスに準拠していない。

401

統合認証基盤の認証に失敗しました。認証情報に誤りがある。

403

統合認証情報基盤の認証には成功しましたが、認可処理に失敗した。指定したcompanyIdが存在しないか、権限を持っていない。

405

許可されていないHTTPメソッドが指定されている。

500

サーバで予期せぬエラーが発生した。

503

サーバで一時的にAPIの処理を行うことができない。

504

リクエスト処理の実行中にタイムアウトした。

3.3.1.1.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リソースの内容を表示する。

400/500番台

エラーコードと説明文を表示する。

3.3.1.1.5 エラーメッセージ

形式

分類

内容

code

エラーの詳細な種類

message

エラーメッセージ本文

例)
{
  "code": "001",
  "message": "The request did not conform to API reference."
}

エラーリスト

HTTPステータスコード

エラーコード

内容

意味

400

001

The request did not conform to API reference.

リクエストがAPIリファレンスに準拠していませんでした

401

002

The account was failed to authorize.

アカウントの認証に失敗しました

403

003

The account was not allowed to request the API.

アカウントはAPIのリクエストを許可されていませんでした

405

005

The HTTP method was not allowed.

HTTPメソッドは許可されていません

500

006

Internal server error occured.

内部サーバエラーが発生しました

503

007

The request could not be processed temporarily.

リクエストを一時的に処理できませんでした

504

008

Gateway Timeout

リクエストがタイムアウトしました

3.3.1.2 データ提供設定削除機能API

指定された事業者のデータ提供設定を削除します。

3.3.1.2.1 リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント(相対URI)

/{companyId}/provide/{id}

{companyId}

企業識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

{id}

データ提供設定毎に異なる一意の情報識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

HTTPメソッド

DELETE

HTTPリクエストヘッダ

tenantid

任意

テナントID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します
認証サービスのテナントID

userid

任意

ユーザーID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します
認証サービスの利用者ID

Authorization

任意

認証トークン

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します
認証サービスから取得したBearerトークン

apikey

任意

APIキー

APIキーで認証をする場合、本パラメータを指定します
システム管理者が指定したAPIキー

例)
curl -i -s -X DELETE http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/{companyId}/provide/{id} \
-H 'tenantid:febtenant-sampleti-62' \
-H 'userid: user1' \
-H 'Authorization: Bearer auth-token'
注) システム管理者から提供された情報を指定
3.3.1.2.2 レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時204、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Access-Control-Allow-Origin

*

Date

日付

Connection

通信オプション

Keep-Alive

タイムアウト値

例)
HTTP/1.1 204 No Content
Access-Control-Allow-Origin: *
Date: Wed, 11 Jan 2023 02:30:23 GMT
Connection: keep-alive
Keep-Alive: timeout=5
3.3.1.2.3 HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

204

データ提供設定情報の削除に成功した。

400

リクエストがAPIリファレンスに準拠していない。

401

統合認証基盤の認証に失敗した。認証情報に誤りがある。

403

統合認証情報基盤の認証には成功したが、認可処理に失敗した。指定したcompanyIdが存在しないか、権限を持っていない。

404

サーバがリクエストされたリソースを発見できない。指定したidに誤りがある。

405

許可されていないHTTPメソッドが指定されている。

500

サーバで予期せぬエラーが発生した。

503

サーバで一時的にAPIの処理を行うことができない。

504

リクエスト処理の実行中にタイムアウトした。

3.3.1.2.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

204

リクエストが成功したことをHTTPステータスで表示

400/500番台

エラーコードと説明文を表示する。

3.3.1.2.5 エラーメッセージ

形式

分類

内容

code

エラーの詳細な種類

message

エラーメッセージ本文

例)
{
  "code": "001",
  "message": "The request did not conform to API reference."
}

エラーリスト

HTTPステータスコード

エラーコード

内容

意味

400

001

The request did not conform to API reference.

リクエストがAPIリファレンスに準拠していませんでした

401

002

The account was failed to authorize.

アカウントの認証に失敗しました

403

003

The account was not allowed to request the API.

アカウントはAPIのリクエストを許可されていませんでした

404

004

The resource could not be found.

リソースが見つかりませんでした

405

005

The HTTP method was not allowed.

HTTPメソッドは許可されていません

500

006

Internal server error occured.

内部サーバエラーが発生しました

503

007

The request could not be processed temporarily.

リクエストを一時的に処理できませんでした

504

008

Gateway Timeout

リクエストがタイムアウトしました

3.3.1.3 データ提供設定照会機能API

指定された事業者のデータ提供設定を取得します。

3.3.1.3.1 リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント(相対URI)

/{companyId}/provide/{id}

{companyId}

企業識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

{id}

データ提供設定毎に異なる一意の情報識別子を下記の条件を満たす文字列で指定します

  • 半角英数字(a~z、0~9)

{id}を指定しない場合、{companyId}で指定した事業者の全てのデータ提供設定を取得します

HTTPメソッド

GET

HTTPリクエストヘッダ

Content-type

application/json; charset=UTF-8

取り扱うデータ形式

tenantid

任意

テナントID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します

認証サービスのテナントID

userid

任意

ユーザーID

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します

認証サービスの利用者ID

Authorization

任意

認証トークン

認証サービスで認証をする場合、本パラメータを指定します

認証サービスから取得したBearerトークン

apikey

任意

APIキー

APIキーで認証をする場合、本パラメータを指定します
システム管理者が指定したAPIキー

例)
curl -i -s -X GET http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/{companyId}/provide/{id} \
-H "Content-Type:application/json; charset=UTF-8" \
-H 'tenantid:febtenant-sampleti-62' \
-H 'userid: user1' \
-H 'Authorization: Bearer auth-token'
注) システム管理者から提供された情報を指定
3.3.1.3.2 レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Access-Control-Allow-Origin

*

Content-Type

application/json; charset=utf-8

Content-Length

データ長

ETag

エンティティタグ

Date

日付

Connection

通信オプション

Keep-Alive

タイムアウト値

HTTPレスポンスボディ

id

情報識別子

provide_param

データ提供設定変更・照会機能で扱う情報

リクエストボディで指定した値が表示されます

例)
HTTP/1.1 200 OK
Access-Control-Allow-Origin: *
Content-Type: application/json; charset=utf-8
Content-Length: 281
ETag: W/"119-qKmmMfxpH+UUGDmGxCT8jY1gTmM"
Date: Wed, 11 Jan 2023 02:29:26 GMT
Connection: keep-alive
Keep-Alive: timeout=5

{"id":"id001","provide_param":{"type":"db","title":"aのデータ","table_id":"triggertest.provide_trigger","db_connect_id":"1","store_api_param":{"data_type":"10","src_location_code":"1234567890123","dst_location_code":"1234567890321","conv_rule_file_path":"/var/tmp/store.any"}}}
3.3.1.3.3 HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

利用場面

200

データ提供設定情報の照会に成功した。

400

リクエストがAPIリファレンスに準拠していない。

401

統合認証基盤の認証に失敗しました。認証情報に誤りがある。

403

統合認証情報基盤の認証には成功したが、認可処理に失敗した。指定したcompanyIdが存在しないか、権限を持っていない。

405

許可されていないHTTPメソッドが指定されている。

500

サーバで予期せぬエラーが発生した。

503

サーバで一時的にAPIの処理を行うことができない。

504

リクエスト処理の実行中にタイムアウトした。

3.3.1.3.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リソースの内容を表示する。

400/500番台

エラーコードと説明文を表示する。

3.3.1.3.5 エラーメッセージ

形式

分類

内容

code

エラーの詳細な種類

message

エラーメッセージ本文

例)
{
  "code": "001",
  "message": "The request did not conform to API reference."
}

エラーリスト

HTTPステータスコード

エラーコード

内容

意味

400

001

The request did not conform to API reference.

リクエストがAPIリファレンスに準拠していませんでした

401

002

The account was failed to authorize.

アカウントの認証に失敗しました

403

003

The account was not allowed to request the API.

アカウントはAPIのリクエストを許可されていませんでした

405

005

The HTTP method was not allowed.

HTTPメソッドは許可されていません

500

006

Internal server error occured.

内部サーバエラーが発生しました

503

007

The request could not be processed temporarily.

リクエストを一時的に処理できませんでした

504

008

Gateway Timeout

リクエストがタイムアウトしました