ページの先頭行へ戻る
Big Data Integration ServerV1.7.0 EDI連携/DB連携編ユーザーズガイド

3.1 全体概要

DB連携機能はデータ基盤と連携DBとの間で実行されるデータのやり取りで、連携DBへの負荷を抑えつつ、データ管理の安全性を高めることを可能にします。

データ基盤の中で、DB連携機能は、以下の役割を担います。

データ基盤へのデータ取り込みでは、連携DBで発生するデータをデータ基盤にもちこみ、データ形式を標準形式へ変換するシステムに渡します。

データ基盤からのデータ提供では、連携DBごとに異なるデータ形式へ変換されたデータを受け取り、それを連携DBに渡します。

データ取り込みやデータ提供を実行するときには、どのデータを誰から誰に連携するかを定めたデータ連携条件と、誰がどのデータを取得できるのかを定めたアクセスルールに従います。

DB連携機能の利用例を以下に記載します。

ポイント

DB連携機能では、格納抽出APIの設定パラメータ“ticket_data_deadline”で設定された期間内に提供者業務DBで実施された変更を利用者業務DBに連携します。パラメータの詳細は“A.3 setting.properties”を参照してください。