setting.properties ファイルで設定するプロパティについて説明します。
プロパティ名 | 説明 | 変更不可/任意 | 初期値/設定値 | 設定値の範囲 |
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meta_data_deadline | 製品として固定値のため設定不要です。 | 変更不可 | 【設定値】 15 | - |
ticket_data_dir | ファイルストアのディレクトリパスです。 ticket_datalake_dirが設定されている場合、設定したディレクトリパスを一時ディレクトリとして利用します。 | 任意 | 【設定値】 <インベントリファイルのapi_ticket_data_dirで設定した値> | 指定可能な文字は以下です。
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ticket_datalake_dir | 分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのURLを設定します。 設定値にはスペースを含まないでください。 なお、データ削除API、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。 | 任意 | 【設定値】 - | - |
ticket_data_deadline | 伝票データファイルの有効期間を設定します。(単位は日) | 任意 | 【設定値】 30 | - |
meta_check_interval | 製品として固定値のため設定不要です。 | 変更不可 | 【設定値】 1 | - |
ticket_check_interval | 製品として固定値のため設定不要です。 | 変更不可 | 【設定値】 1 | - |
command_timeout | 格納抽出APIのリクエスト送受信時の通信タイムアウトです。(単位は秒) | 任意 | 【設定値】 300 | - |
log_dir | 格納抽出APIのログファイル出力先ディレクトリパスです。 | 変更不可 | 【設定値】 /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/api/ticket | - |
api_tmp_dir | 格納抽出APIで使用する一時ファイル格納用のディレクトリパスです。 | 変更不可 | 【設定値】 /var/opt/FJSVbsb/bdpp/api/tmp | - |
datalake_upload_cmd | 分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのアップロードコマンドを設定します。入力元データはBDIS_INPUT_FILE、出力先はBDIS_OUTPUT_DIRと固定で設定してください。 なお、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。 | 任意 | 【設定値】 - 【記入例】 datalake_upload_cmd= "sudo -i -u bdppuser1 hadoop fs -put -f BDIS_INPUT_FILE BDIS_OUTPUT_DIR" | - |
datalake_download_cmd | 分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのダウンロードコマンドを設定します。入力元データはBDIS_INPUT_FILE、出力先はBDIS_OUTPUT_DIRと固定で設定してください。 なお、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。 | 任意 | 【設定値】 - 【記入例】 datalake_download_cmd= sudo -i -u bdppuser1 hadoop fs -get -f BDIS_INPUT_FILE BDIS_OUTPUT_DIR | - |
save_raw_data | 変換元データを格納する機能を有効にします。 | 任意 | 【設定値】 ON | ON/OFF |
convert_file_format | 変換後ファイルのファイルフォーマット形式を設定します。 | 変更不可 | 【設定値】 xml | - |
convert_encode | 変換後ファイルの文字コードを設定します。 | 変更不可 | 【設定値】 UTF-8 | - |
auth_service_name | 格納抽出APIで利用するユーザー情報の取得方法を設定します。標準で設定可能な値は以下です。
データ格納準備APIを使用した後は変更できません。 | 任意 | 【設定値】 <インベントリファイルのauth_service_nameで設定した値> | - |
res_owner_id | アクセス権限コントロールにおいて、ユーザーIDとして利用する認証機能パラメータを設定します。 | 変更不可 | 【設定値】 | - |
user_info_url | auth_service_nameがentra_idの場合に、格納抽出APIで利用するユーザー情報を取得しに行くURLを指定します。 | 変更不可 | 【設定値】 https://graph.microsoft.com/v1.0 | - |
falsification_detection | データ改ざん防止機能を有効にします。 データアップロードAPIを使用した後は変更不可かつ変更した場合動作保証できません。 本機能を使用する場合、以下のパラメータは指定しないでください。
| 任意 | 【設定値】 ON | ON/OFF |
change_log_store | 変更ログ情報の管理先となるデータベースを指定します。 | 変更不可 | 【設定値】 FEP | FEP |
change_log_ignore_save_error | 非改ざん性の担保のための変更ログ記録を行えない場合の扱いです。 OFFの場合、APIをエラーで終了させます。 ONの場合、そのまま処理を継続します。 | 任意 | 【設定値】 OFF | ON/OFF |
change_log_ignore_check_error | 非改ざん性の担保のための変更ログ確認に失敗した場合、または改ざんを検知した場合の扱いです。 OFFの場合、APIをエラーで終了させます。 ONの場合、そのまま処理を継続します。 | 任意 | 【設定値】 OFF | ON/OFF |
max_auth_retries | auth_service_nameがentra_idの場合に、ユーザー認証処理の最大リトライ回数を設定します。 | 変更不可 | 【設定値】 5 | - |
auth_interval | auth_service_nameがentra_idの場合に、ユーザー認証処理のリトライ間隔を設定します。(単位はミリ秒) | 変更不可 | 【設定値】 1000 | - |