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Big Data Integration ServerV1.7.0 EDI連携/DB連携編ユーザーズガイド

A.3 setting.properties

setting.properties ファイルで設定するプロパティについて説明します。

プロパティ名

説明

変更不可/任意

初期値/設定値

設定値の範囲

meta_data_deadline

製品として固定値のため設定不要です。

変更不可

【設定値】

15

ticket_data_dir

ファイルストアのディレクトリパスです。

ticket_datalake_dirが設定されている場合、設定したディレクトリパスを一時ディレクトリとして利用します。

任意

【設定値】

<インベントリファイルのapi_ticket_data_dirで設定した値>

指定可能な文字は以下です。

  • 半角英大文字:A~Z

  • 半角英小文字:a~z

  • 半角数字:0~9

  • 半角記号:./-

ticket_datalake_dir

分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのURLを設定します。

設定値にはスペースを含まないでください。

なお、データ削除API、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。

任意

【設定値】

ticket_data_deadline

伝票データファイルの有効期間を設定します。(単位は日)

任意

【設定値】

30

meta_check_interval

製品として固定値のため設定不要です。

変更不可

【設定値】

1

ticket_check_interval

製品として固定値のため設定不要です。

変更不可

【設定値】

1

command_timeout

格納抽出APIのリクエスト送受信時の通信タイムアウトです。(単位は秒)

任意

【設定値】

300

log_dir

格納抽出APIのログファイル出力先ディレクトリパスです。

変更不可

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/api/ticket

api_tmp_dir

格納抽出APIで使用する一時ファイル格納用のディレクトリパスです。

変更不可

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/api/tmp

datalake_upload_cmd

分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのアップロードコマンドを設定します。入力元データはBDIS_INPUT_FILE、出力先はBDIS_OUTPUT_DIRと固定で設定してください。

なお、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。

任意

【設定値】

【記入例】

datalake_upload_cmd= "sudo -i -u bdppuser1 hadoop fs -put -f BDIS_INPUT_FILE BDIS_OUTPUT_DIR"

datalake_download_cmd

分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのダウンロードコマンドを設定します。入力元データはBDIS_INPUT_FILE、出力先はBDIS_OUTPUT_DIRと固定で設定してください。
ダブルクォーテーションで囲まないようにしてください。
分散ファイルシステム、またはオブジェクトストレージのダウンロードコマンドを実行するユーザーは、BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUPに設定したグループに所属する必要があります。

なお、データ改ざん防止機能を使用する場合、本パラメータは指定しないでください。

任意

【設定値】

【記入例】

datalake_download_cmd= sudo -i -u bdppuser1 hadoop fs -get -f BDIS_INPUT_FILE BDIS_OUTPUT_DIR

save_raw_data

変換元データを格納する機能を有効にします。

任意

【設定値】

ON

ON/OFF

convert_file_format

変換後ファイルのファイルフォーマット形式を設定します。

変更不可

【設定値】

xml

convert_encode

変換後ファイルの文字コードを設定します。

変更不可

【設定値】

UTF-8

auth_service_name

格納抽出APIで利用するユーザー情報の取得方法を設定します。標準で設定可能な値は以下です。

  • entra-id

  • noauth(アクセス権限コントロール連携なし)

データ格納準備APIを使用した後は変更できません。

任意

【設定値】

<インベントリファイルのauth_service_nameで設定した値>

res_owner_id

アクセス権限コントロールにおいて、ユーザーIDとして利用する認証機能パラメータを設定します。

変更不可

【設定値】
userPrincipalName

user_info_url

auth_service_nameがentra_idの場合に、格納抽出APIで利用するユーザー情報を取得しに行くURLを指定します。

変更不可

【設定値】

https://graph.microsoft.com/v1.0

falsification_detection

データ改ざん防止機能を有効にします。

データアップロードAPIを使用した後は変更不可かつ変更した場合動作保証できません。

本機能を使用する場合、以下のパラメータは指定しないでください。

  • ticket_datalake_dir

  • datalake_upload_cmd

  • datalake_download_cmd

任意

【設定値】

ON

ON/OFF

change_log_store

変更ログ情報の管理先となるデータベースを指定します。

変更不可

【設定値】

FEP

FEP

change_log_ignore_save_error

非改ざん性の担保のための変更ログ記録を行えない場合の扱いです。

OFFの場合、APIをエラーで終了させます。

ONの場合、そのまま処理を継続します。

任意

【設定値】

OFF

ON/OFF

change_log_ignore_check_error

非改ざん性の担保のための変更ログ確認に失敗した場合、または改ざんを検知した場合の扱いです。

OFFの場合、APIをエラーで終了させます。

ONの場合、そのまま処理を継続します。

任意

【設定値】

OFF

ON/OFF

max_auth_retries

auth_service_nameがentra_idの場合に、ユーザー認証処理の最大リトライ回数を設定します。
(製品として固定値のため設定不要)

変更不可

【設定値】

5

auth_interval

auth_service_nameがentra_idの場合に、ユーザー認証処理のリトライ間隔を設定します。(単位はミリ秒)
(製品として固定値のため設定不要)

変更不可

【設定値】

1000