レイアウト編集支援機能は格納抽出APIで管理するXMLデータのレイアウトとアクセスル―ルの作成、更新を支援します。
レイアウトとは、EDI連携機能を用いてやり取りするメッセージのデータ構造の定義です。
レイアウトファイルとは、レイアウト定義を記載したファイルです。
EDI連携機能全体では、レイアウトに従い変換ルール、アクセスルールを使用する必要があります。
変換ルールの作成は、『ACMS Apex』により構成されたレイアウトを作成し、それに従って、変換ルールを作成します。
アクセスルールも同レイアウトを使用するため、『ACMS Apex』からレイアウト定義をファイル(以下、レイアウトファイル)出力したものを入力にしてレイアウト編集支援機能で更新します。
レイアウト編集支援機能は、レイアウトの更新、アクセスルールの作成の機能があります。
レイアウトファイルを読み込み、以下のようなアクセスルールに必要な情報をGUIで付加するなどの更新と保存が可能です。
ユーザーや属性ごとのアクセスルール設定
有効期間
オーナーID
上記で更新したレイアウトからアクセスルールファイル(JSON形式)を出力できます。
出力されたアクセスルールファイルは、アクセスルール権限コントロールに登録、利用できます。
“2.8.2.2 セットアップ”により配備されたLayoutGUIフォルダには下記が含まれます。
ファイル名 | 説明 |
XmlNotepad.exe | 実行ファイル |
設定ファイル | |
レイアウト編集支援機能_操作手順書.pdf | 操作手順書 |
その他 | 必要なライブラリなど |
レイアウト編集支援機能の使用時には、設定ファイル“A.11 setting.config”を適切な値に設定して使用します。
<configuration> <appSettings> <add key="nextCloudUrl" value="http://10.57.241.15:80/nextcloud" /> <add key="nextCloudUserPass" value="InfoReader:UIR-psswrd-2023" /> <add key="xbrlXsdFileId" value="1797" /> </appSettings> </configuration>
レイアウト編集支援機能の使用時には、設定ファイル“settings.config”を適切な値に設定して使用します。
通常時に加えて、設定ファイルにパラメータuserInfoFileIdを追記します。
<configuration> <appSettings> <add key="nextCloudUrl" value="http://10.57.241.15:80/nextcloud" /> <add key="nextCloudUserPass" value="UserInfoReader:UIR-psswrd-2023" /> <add key="xbrlXsdFileId" value="1797" /> <add key="userInfoFileId" value="3241" /> </appSettings> </configuration>