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Big Data Integration ServerV1.7.0 EDI連携/DB連携編ユーザーズガイド

2.7.7 チェック項目

承認者は、アクセスルール整形CSVファイルを以下の観点でチェックしてください。

2.7.7.1 有効期限

アクセスルールに有効期限が設定されている場合は、有効期限情報が反映されているアクセスルール整形CSVファイルのファイル名を参照して、以下の観点で問題が無いかチェックしてください。

項番

確認事項

概要・ナビゲート

1-1

アクセスルール整形CSVファイル単体の開始日時と終了日時の前後関係に矛盾がないこと。

開始日時と終了日時はファイル名より確認します。
開始日時が終了日時よりも前の日付になっていることを確認します。

1-2

アクセスルール整形CSVファイルが複数ある場合、
終了日時と開始日時の間に隙間がないこと。

1つの有効期限が終了すると次の有効期間がすぐに始まるように、期間に隙間が無いことを確認します。

1-3

アクセスルール整形CSVファイルが複数ある場合、
アクセスルール間で有効期限が重複していないこと。

すべてのアクセスルール整形CSVファイル間で期間が重複していないことを確認します。

1-4

有効期限が正しいこと。

業務上意図している期間であることを確認します。
最も遅い有効期限のアクセスルールが無期限でない場合、終了日時以降はすべてのデータ利用者がデータにアクセス不可となることに注意してください。

2.7.7.2 メタ情報

アクセスルールのメタ情報(3)についてチェックしてください。

項番

確認事項

概要・ナビゲート

2-1

データ登録者と情報区分コードが正しいこと。

データ登録者と情報区分コードが正しいことを確認してください。

2.7.7.3 アクセス権限情報

アクセス権限情報(4)についてチェックしてください。

「<ファイル名>.json.csv.before」フォルダ(2)がある場合は、「<ファイル名>.json.csv」フォルダ(1)との差分について確認します。

有効期限が設定されている場合は、有効期限ごとのアクセスルール整形CSVファイルの差分を表示しながら確認します。

項番

確認事項

概要・ナビゲート

3-1

データ利用者の一覧に過不足がないこと。

データ利用者ヘッダー(5)を確認します。

データを公開しないユーザー/属性が記載されていないこと、および公開すべきユーザー/属性が漏れていないことを確認してください。

ユーザーと属性が混在する場合、ユーザー指定のアクセスルールの方が優先されます。それを考慮した記載になっているか確認してください。

3-2

データ条件が正しいこと。

データ条件ヘッダー(6)を確認します。

論理式が指定されている場合は、左辺のデータ項目と右辺のデータの値、および演算子が業務上意図する内容であることを確認してください。

「データ条件なし」または「それ以外」が指定されている場合は、全レコードが参照可となりますので、問題ないことを確認してください。

データ条件が重複する場合、上にあるデータ条件のアクセスルールが優先されます。それを考慮した記載になっているか確認してください。

3-3

データ条件とデータ利用者ごとに設定されている公開項目が正しいこと。

公開項目(7)を確認します。
データ利用者とデータ条件が交わる全てのセルを確認します。
公開すべき項目が漏れていないことと、公開すべきでない項目が記載されていないことを確認してください。

2.7.7.4 更新内容

追加や変更などの更新内容に応じて、申請されたアクセスルールだけではなく、既存のアクセスルールも含め整合性についてチェックしてください。

項番

更新内容と確認事項

概要・ナビゲート

4-1

データ登録者を追加する場合
情報区分コードに不足がないこと。

追加したデータ登録者に対する情報区分コードが不足していないことを確認します。

4-2

情報区分コードを追加する場合
提供者に不足がないこと。

追加した情報区分コードに対するデータ登録者が不足していないことを確認します。

4-3

データ利用者または属性を追加/変更する場合
データ登録者と情報区分コードの組み合わせに対して反映漏れがないこと。

追加/変更したデータ利用者がアクセスする全てのデータに対するアクセスルールを確認し、データ利用者の追加/変更が反映されていることを確認してください。

4-4

データ条件を追加/変更する場合
データ登録者と情報区分コードの組み合わせに対して反映漏れがないこと。

データ条件の追加/変更について、同様の変更が他のアクセスルールにも必要な場合は、反映されていることを確認してください。

4-5

公開項目を追加/変更する場合
データ登録者と情報区分コードの組み合わせに対して反映漏れがないこと。

公開項目の追加/変更について、同様の変更が他のアクセスルールにも必要な場合は、反映されていることを確認してください。

NG例

4-1) データ登録者「B」を追加したが、アクセスルールデータ登録者に対する情報区分コードに不足がある。

4-2) 追加した情報区分コードに対するデータ登録者に不足がある。