Big Data Integration ServerV1.7.0 検索編アプリケーション開発ガイド

M.5.2 プロパティの説明

プロパティについて説明します。

プロパティ	説明
SkipChar	文字列検索を行う場合に検索対象外として取り扱う文字列(スキップキャラクタ)を指定します。
SeparateChar	ワード検索を行う場合のワード区切り文字(セパレートキャラクタ)を指定します。
AnkMix	検索対象文字列の半角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。 0:区別する 1:区別しない 本プロパティを省略した場合、0が指定されたとみなします。
KNJMix	検索対象文字列の全角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。 0:区別する 1:区別しない 本プロパティを省略した場合、0が指定されたとみなします。

SkipChar

文字列検索を行う場合は、検索対象外として取り扱う文字列(スキップキャラクタ)を指定します。
本プロパティは省略できます。
SkipCharに指定する文字は複数指定可能です。複数指定する場合は、個々の文字列をカンマ(,)で区切って指定します。
改行コードは\nで表し、LFを示します。

SeparateChar

SeparateCharに指定する文字は複数指定可能です。複数指定する場合は、個々の文字列をカンマ(,)で区切って指定します。
SeparateCharには、改行、水平タブ、半角空白およびASCII文字を指定します。
下記の文字をSeparateCharに指定する場合は、エスケープ文字を付加してSeparateCharを表現してください。エスケープ文字は"\\"です。

区切り文字	指定方法
半角空白	\\s
改行	\\n
水平タブ	\\t
カンマ	\\,
二重引用符	\\"
\マーク	\\\\

本プロパティを省略した場合は、以下の“区切り文字”が指定されたとみなします。

\\t	\\n	\\s	\\"	!	$
%	&	'	(	)	*
+	\\,	-	.	/	:
;	=	?	@	\\\\	^
_	`	{	|	}	~

注意

• SeparateChar に < > [ ] の４文字は指定できません。

• 改行コードは\nで表し、LFを示します。

AnkMix

検索対象文字列の半角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。

• 0:区別する

• 1:区別しない

本プロパティを省略した場合、0が指定されたとみなします。

検索キーワード	検索対象文字	0:区別する	1:区別しない
ab	ab	○	○
	AB	×	○
	aB	×	○
	Ab	×	○
AB	ab	×	○
	AB	○	○
	aB	×	○
	Ab	×	○

○:ヒットする
×:ヒットしない

KNJMix

検索対象文字列の全角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。

• 0:区別する

• 1:区別しない

本プロパティを省略した場合、0が指定されたとみなします。

検索キーワード	検索対象文字	0:区別する	1:区別しない
ab	ab	○	○
	AB	×	○
	aB	×	○
	Ab	×	○
AB	ab	×	○
	AB	○	○
	aB	×	○
	Ab	×	○

○:ヒットする
×:ヒットしない