以下の資源をリストアする場合に、DB連携機能のリストアを使用します。
リストア対象資源 | 実行するタイミングの考慮点 | |
---|---|---|
DB連携機能 | DB連携用のデータベースのDBデータ | システム管理者が実施するリストアのタイミングに合わせ、システム利用者(データ提供者/データ利用者)もリストアを実施してください。定期バックアップ以外のデータをリストアする場合は必要に応じて実施してください。 |
DB連携用の設定ファイル |
システム管理者が実施するリストアについて説明します。
DB連携用のデータベースのDBデータのリストア
リストア対象の資産
DB連携用のデータベースのDBデータ
リストアの方法
Fujitsu Enterprise Postgresの“運用ガイド”を参照して、DBデータのリストアを実行してください。
DB連携用の設定ファイルのリストア
リストア対象の資産
機能名 | 資産名 | 格納先 |
---|---|---|
連携設定変更機能<データ基盤向け> | cls_int.env | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/db_cooperation/plcls_int |
連携設定変更機能<アダプタ向け> | cls_ext.env | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/db_cooperation/plcls_ext |
変更差分抽出機能 | cde.env | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/db_cooperation/plcde |
変更差分蓄積機能 | cda.env | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/db_cooperation/plcda |
DB連携制御機能(rabbitmq) | rabbitmq.conf | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/db_cooperation/rabbitmq |
リストアの方法
データ基盤側の機能を停止してください。
リストア対象の資産を退避場所からファイルコピーで上書きしてください。
データ基盤側の機能を起動してください。
参照
データ基盤側の機能の起動および停止方法は、“EDI連携/DB連携編 ユーザーズガイド”を参照してください。
データ提供者が実施するリストアについて説明します。
DB連携用の設定ファイルのリストア
リストア対象の資産
資産名 | 格納先 |
---|---|
config.json | /etc/opt/FJSVbsb/db_adapter/plcdlprovide |
リストアの方法
変更差分連携機能<データ提供側>を停止してください。
バックアップで退避しておいた設定ファイルをリストア対象の資産の格納先へファイルコピーで上書きしてください。
変更差分連携機能<データ提供側>を起動してください。
ポイント
複数のデータベースを連携している場合は、上記以外にも“5.1.4.3 運用業務に関する初回設定”で作成した起動パラメーターの設定ファイルの数だけリストアが必要です。
格納先のディレクトリ名はDBアダプタモジュールの複製先に合わせて読み替えてください。
データ利用者が実施するリストアについて説明します。
DB連携用の設定ファイルのリストア
リストア対象の資産
資産名 | 格納先 |
---|---|
config.json | /etc/opt/FJSVbsb/db_adapter/plcdlreceive |
リストアの方法
変更差分連携機能<データ利用側>を停止してください。
リストア対象の資産を退避場所からファイルコピーで上書きしてください。
変更差分連携機能<データ利用側>を起動してください。
ポイント
複数のデータベースを連携している場合は、上記以外にも“5.1.4.3 運用業務に関する初回設定”で作成した起動パラメーターの設定ファイルの数だけリストアが必要です。
格納先のディレクトリ名はDBアダプタモジュールの複製先に合わせて読み替えてください。
参照
変更差分連携機能<データ利用側>の起動および停止方法は、“EDI連携/DB連携編 ユーザーズガイド”を参照してください。