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Symfoware Server V12.10.0 リリース情報

2.6.2 運用

運用に関する新機能を説明します。

2.6.2.1 データベース多重化機能の改善

データベース多重化機能は、以下の新しい機能と改善点を取り入れています。

2.6.2.2 災害対策運用

データベース多重化機能によるセンタ内の高信頼化に加えて、二重化されたデータベースを遠隔地に複製することで、データベースの局所的なハード障害から広域災害までの幅広い障害に備えたシステム構築が可能となります。また、被災によるセンタ切り替え後も、データベース多重化機能により被災前と同等なセンタ内の高信頼性が継続できます。

本機能は、データベース多重化機能の以下の改善により、実現しています。

参照

詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”の“災害対策運用” を参照してください。

2.6.2.3 ユーザー出口を使用したバックアップ/リカバリ

pgx_dmpallコマンドおよびpgx_rcvallコマンドにおいて、ユーザー出口を使用したバックアップ/リカバリができるようになりました。ユーザー出口(コピーコマンド)により、任意のコピー方法、および任意のバックアップ先に、データベースクラスタやテーブル空間をバックアップすることができます。

また、コピーコマンドでストレージ装置の高速コピー機能を利用することにより、大規模データベースのバックアップの処理時間を大幅に削減することができます。

参照

詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres 運用ガイド”の“コピーコマンドを使用したバックアップ/リカバリ”を参照してください。

2.6.2.4 GUIの改善

WebAdmin GUIは、以下の新しい機能と改善点を取り入れています。

2.6.2.5 Connection Manager

Connection Managerにより、アプリケーションの接続先を意識せずにレプリケーション運用を継続することができます。

Connection Managerでは、以下の機能を提供します。

参照

詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres Connection Manager 利用ガイド”を参照してください。