ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.10.0 SQLTOOLユーザーズガイド

5.27 SQL TRACE文

機能

SQL文単位の性能情報の取得を制御する機能です。

記述形式

SQL TRACE ON 性能情報ファイル名 [,出力レベル]
SQL TRACE OFF
ON:

SQL文単位の性能情報の取得を開始します。

OFF:

SQL文単位の性能情報の取得を終了します。

性能情報ファイル名:

出力先のサーバ側のファイル名を絶対パスで指定します。指定されたファイルがすでに存在した場合は、情報を追加して出力します。

出力レベル:

1|2(省略された場合は2が指定されたものとみなして動作します。)

1:

DSOごとに集計された性能情報を出力します。

  • コマンド単位情報

  • 資源情報(テーブル情報についてはDSOごと)

2:

DSI単位の情報までを出力します。実際にアクセスしたDSIの情報のみを出力します。

  • コマンド単位情報

  • セション情報

  • 資源情報(テーブル情報についてはDSIごと)

一般規則

クライアント用の動作環境ファイルに“SQL_TRACE”の指定がある場合、本機能を実行するとクライアント用の動作環境ファイルの指定は無視されます。

SQL TRACE文で取得する情報については、“4.3.5 SQL性能情報の取得内容”を参照してください。

使用例

SQL性能情報を取得する
SQL>SQL TRACE ON /home/rdb2/trace.log 
SQL>SELECT INT_D FROM SCM1.TBL1 
~ データ表示
SQL性能情報の取得を終了する
SQL>SQL TRACE OFF