アプリケーションを実行して、アプリケーション単位にSQL_SNAP情報を取得するには、クライアント用の動作環境ファイルに以下の実行パラメタを指定してください。
SQL_SNAP = ({ON | OFF}[,[スナップファイル名][,[出力レベル][,[繰り返し幅]]]])
アプリケーション単位でSQL_SNAP情報を取得するかどうかを指定します。省略した場合は、OFFが指定されたとみなします。
注意
本機能の利用は性能に影響を与えるため、デバッグ作業が終了したら、本実行パラメタの設定をOFFにしてください。
また、格納データを暗号化している場合でも、スナップファイル内の情報は暗号化されません。そのため、デバッグ作業が終了したら、本実行パラメタの設定をOFFにしてください。
SQL_SNAP情報取得機能を利用する場合に指定します。
SQL_SNAP情報取得機能を利用しない場合に指定します。
出力するSQL文の実行情報の出力先ファイル名を指定します。ファイル名を省略した場合は、アプリケーションのファイル名の拡張子を“.SNP”に変更したものとなります。ファイル名にディレクトリの指定がない場合は、カレントディレクトリが指定されたものとみなします。指定されたファイルがすでに存在する場合は、情報を追加して出力します。
複数のアプリケーションが動作する場合は、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタ“DIV_TRACE_FILE”の指定により、出力ファイル名の後にプロセスIDなどの情報を付加して、個別のトレース情報を出力します。
アプリケーションがマルチスレッド環境で動作する場合は、DIV_TRACE_FILEの指定に関係なく、出力ファイル名の後にプロセスIDやセションIDなどの情報を自動的に付加して、個別のトレース情報を出力します。
出力する情報のレベルとして、1、2、PRC1、PRC2のいずれかを指定します。省略した場合は、2が指定されたとみなします。
出力する情報の繰り返し幅として、1から32767を指定します。1つのSQL文の出力を1とします。繰り返し幅を指定した場合は、その幅でサイクリックに情報を出力します。省略した場合は、先頭からの情報をすべて出力します。
参照
出力レベルの指定と出力情報の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。