アプリケーションを実行して、アプリケーション単位にSQL性能情報を取得するには、クライアント用の動作環境ファイルに以下の実行パラメタを指定してください。
SQL_TRACE = ({ON | OFF},性能情報ファイル名[,出力レベル])
アプリケーション単位でSQL性能情報を取得するかどうかを指定します。省略した場合は、“OFF”が指定されたものとみなします。
SQL性能情報取得機能を利用する場合に指定します。
SQL性能情報取得機能を利用しない場合に指定します。
出力先のサーバ側のファイル名を、絶対パスで指定します。指定されたファイルがすでに存在する場合は、情報を追加して出力します。
複数のアプリケーションが動作する場合は、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタ“DIV_TRACE_FILE”の指定により、出力ファイル名の後にプロセスIDなどの情報を付加して、個別のトレース情報を出力します。
アプリケーションがマルチスレッド環境で動作する場合は、DIV_TRACE_FILEの指定に関係なく、出力ファイル名の後にプロセスIDやセションIDなどの情報を自動的に付加して、個別のトレース情報を出力します。
出力レベルには1または2を指定します。1を指定すると、DSOごとに集計されたSQL性能情報を出力します。2を指定すると、DSI単位の情報までも出力します。省略した場合は、2が指定されたものとみなします。
データベース簡単運用の場合は、表またはインデックスに関する情報が出力されます。出力レベルによる出力内容に違いはありません。
出力レベルによる、出力内容の詳細については、“4.3.6.3 実行エレメント情報”を参照してください。