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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

G.2.3 ユーザデータベースの変更

オンライン中リカバリ機能を利用した以下のユーザデータベースの変更について説明します。

・表定義
・DSO定義
・DSI定義(表のDSI、インデックスDSI)

複写元システムと複写先システムが並列で表記されている場合は、どちらのシステムを先に実行しても問題ありません。

複写元システム

複写先システム

(DRレプリケーション運用中)

(DRレプリケーション運用中)

1.利用者プログラムの停止

2.残存RERUNログの確認

3.DRレプリケーション業務の停止

4.RERUNログの取得停止

5.ユーザデータベースの変更

5.ユーザデータベースの変更

6.RLPの初期化

7.データベース環境の複写

8.RERUNログの取得開始

9.DRレプリケーション業務の起動

  1. 利用者プログラムの停止

  2. 残存RERUNログの確認

    lxrepdrchk -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 { -d DRレプリケーション定義ファイル名 | -b RLC退避ファイル配置先ディレクトリパス名 }

    本コマンドの結果が、“残存あり”の場合は、DRレプリケーション中の可能性があるため、しばらく待って再確認します。

  3. DRレプリケーション業務の停止

    全RLPの業務を停止します。

    lxrepdrrep -p RLP名 -a stop -m n -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-w 作業ディレクトリパス名]
  4. RERUNログの取得停止

    全RLPを「DRオフライン」にします。

    lxrepdrdis -p RLP名 -m drstop -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  5. ユーザデータベースの変更

    rdbddlexコマンドなどを使用してユーザデータベースの変更を行います。両システムで同じ手順でユーザデータベースの変更を行ってください。

  6. RLPの初期化

    全RLPの初期化を実行します。詳細は、“G.1.8 RLPの初期化”を参照してください。

  7. データベース環境の複写

    複写先にデータベース環境を複写します。詳細は、“G.1.9 データベース環境の複写”を参照してください。

  8. RERUNログの取得開始

    複写先システムで、全RLPをオンラインにします。

    lxrepdrena -p RLP名 -k reflect
  9. DRレプリケーション業務の起動

    複写先システムで、全RLPのDRレプリケーション業務を起動します。

    lxrepdrrep -p RLP名 -a start -k reflect [-w 作業ディレクトリパス名]