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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

Linux付録E DRレプリケーション業務の構成

DRレプリケーション業務は、Linkexpressの業務定義を利用しています。
以下の4種類の業務定義で構成されます。

業務の種類

動作する場所

概要

複写元システム

複写先システム

DRレプリケーション実行業務

RERUNログ取得業務を指定された契機に実行します。

RERUNログ取得業務

以下のイベントから構成されます。
・RLC強制交替
・RLC退避ファイル作成

RERUNログ転送業務

以下のイベントから構成されます。
・RERUNログの転送

RERUNログ反映業務

以下のイベントから構成されます。
・RERUNログの抽出
・RERUNログの反映

注意

DRレプリケーション業務の編集は、必ずlxrepdrrepコマンドによって、一旦削除し、再作成してください。

DRレプリケーション業務の起動および停止に、lxstrwrkコマンドおよびlxcanwrkコマンドを使用することはできません。lxrepdrrepコマンドを使用してください。

DRレプリケーション業務に対し、lxhldwrkコマンドを使用することはできません。

ポイント

各業務は、イベントから構成されます。
イベントとイベントの間は、以下のラインで結ばれ、イベントの処理結果に応じて、次のイベントを実行します。
これらは、Linkexpressクライアントの“業務定義ウィンドウ”で確認できます。

  • 青ライン:正常系ルート(イベントが正常終了した場合に走行するルート)

  • 赤ライン:異常系ルート(イベントが異常終了した場合に走行するルート)

  • 黒ライン:正常・異常系ルート(イベントが正常または異常終了した場合に走行するルート)