複写元システムおよび複写先システムで、Symfoware Serverをセットアップします。
複写先システムでは、複写元システムで使用したデータベース定義や定義変更の資材を使用し、同じ操作手順でセットアップを実施してください。
ポイント
複写元システム、複写先システムで運用を共通化する場合は、RDBシステム名を一致させてください。
RDBCNTNUMについて
DRレプリケーションのコマンド(lxrepdrから始まるコマンド)では、Symfoware Serverのコマンドを内部から実行しているものがあります。そのため、DRレプリケーションのコマンドを多重実行する場合、Symfoware ServerのRDB構成パラメタファイルで指定するRDBCNTNUMに、多重実行するDRレプリケーションのコマンド数を追加する必要があります。追加する値は、定常運用・保守運用の場合、1つのRLPにつき1を加算します。その他のDRレプリケーションコマンドを同時に実行する場合は、さらにコマンド数を加算してください。
例)RLP数が3つの場合
RLP数分だけ、複写元システムのRERUNログ取得業務、および複写先システムのRERUNログ反映業務が、
多重で動作しますので、両システムのRDBCNTNUM指定値には3以上の値を加算します。
参照
Symfoware ServerのセットアップおよびRDBCNTNUMの詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。