Oracle抽出レプリケーションのシステム構成を説明します。
連携可能な複写先データベース
Oracle抽出レプリケーションの場合、以下のデータベースと連携することができます。
複写元データベース | 連携可能な | ||
---|---|---|---|
プラットフォーム | データベース | プラットフォーム | データベース |
オープンサーバ |
| オープンサーバ |
|
| |||
グローバルサーバまたはPRIMEFORCE | SymfoWARE Server | ||
RDBII |
:Linux上で動作するデータベースを示します。
:Solaris上で動作するデータベースを示します。
:Windows上で動作するデータベースを示します。
参照
ご使用になる複写先データベースのバージョンについては、Linkexpressがサポートしている必要がありますので、Linkexpressの“ソフトウェア説明書”で確認してください。
詳細は、“システム設計ガイド”の“他社データベースへのレプリケーション”を参照してください。
システム構成
オープンサーバとのレプリケーションでは、ネットワークは、LinkexpressによるTCP/IP接続になります。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションでは、TCP/IP接続またはFNA接続が可能です。
FNA接続を行うには、オープンサーバに以下のソフトウェアが必要です。
Solarisの場合:FNA-BASE
以下に、Oracle抽出レプリケーションのシステム構成を示します。
全複写および一括差分複写については、“2.1 全複写と一括差分複写”を参照してください。
ソフトウェア | 説明 |
---|---|
Solaris | 日本オラクル社が提供するUNIXサーバのオペレーティングシステムです。 |
Linux | 自由に再配布することのできる独立したUNIX系オペレーティングシステムです。 |
Oracle | 日本オラクル社が提供するデータベースシステムです。 |
Linkexpress Replication option | Linkexpressにレプリケーション機能を追加するソフトウェアです。 |
Linkexpress | 分散システム内でのデータベースやファイルを扱う業務の構築支援と運用支援を行うソフトウェアです。 |
FNA-BASE | Solarisの場合で、通信プロトコルにFNAを使用する場合に必要なネットワーク製品です。 |
ソフトウェア | 説明 |
---|---|
Windows | マイクロソフト社が提供するPCサーバのオペレーティングシステムです。 |
Solaris | 日本オラクル社が提供するUNIXサーバのオペレーティングシステムです。 |
Linux | 自由に再配布することのできる独立したUNIX系オペレーティングシステムです。 |
Linkexpress | 分散システム内でのデータベースやファイルを扱う業務の構築支援と運用支援を行うソフトウェアです。 |
Linkexpress Replication option | Linkexpressにレプリケーション機能を追加するソフトウェアです。 |
Symfoware Server | 富士通が提供するデータベースシステムです。 |
Enterprise Postgres | 富士通が提供するPostgreSQLをベースとしたデータベースシステムです。 |
ソフトウェア | 説明 |
---|---|
OSIV/MSP | グローバルサーバまたはPRIMEFORCEのオペレーティングシステムです。 |
AIM | 富士通が提供する汎用オンラインシステムです。 |
TISP/BP | TCP/IPネットワークを制御するソフトウェアです。 |
VTAM-G | FNAネットワークを制御するソフトウェアです。 |
IDCM | Linkexpress File Transferを使用する際に必要なソフトウェアです。 |
Linkexpress | グローバルサーバまたはPRIMEFORCEと他のシステムとの間でファイル転送を行うソフトウェアです。 |
DB-EXPRESS/B | DB-EXPRESSの基本プログラムです。 |
DB-EXPRESS/D | DB-EXPRESSの差分DB反映プログラムです。 |
SymfoWARE Server | リレーショナルデータベースのアクセスを制御するソフトウェアです。 |